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ルリユールおじさん」 大人が読んだ みんなの声

ルリユールおじさん 作:いせひでこ
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2011年04月
ISBN:9784061324657
評価スコア 4.85
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みんなの声 総数 92
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  • ルリユールという仕事

    ルリユールという、製本職人の物語。
    私は、この絵本で初めてルリユールという仕事を知りましたが、
    職人の技術により、本が蘇るということに、その丁寧な工程にとても感動しました。
    今回は私が一人読みしましたが、娘たちがもう少し大きくなったら、是非とも読み聞かせたいもしくは、読んでほしい一冊です。

    投稿日:2021/05/19

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  • ”魔法の手”で、作られた本

    とても素敵なルリュールおじさんでした。魔法の手で、本を修復

    していきます。本やさんには、新しい植物図鑑がいっぱいあるけ

    れど、どうしてもこわれた植物図鑑をなおしたいとルリュールおじ

    さんを探してなおしてもらいます。”ソフィーの木たち”と、本の題

    も新しくしてもらって、アカシアの絵は、表紙に生まれ変わり金の

    文字で名前をソフィーと刻んでくれました。おじさんの作ってくれた

    本は、二度と壊れることはなかった。そして、ソフィーは、植物学

    の研究者になったお話でした。

    投稿日:2019/09/20

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  • パリの女の子ソフィーは 木が大好きで、いつも図鑑を見ていたのです

    図鑑がバラバラに そこでルリユールおじさんに その本の修理を頼んだのです

    おじさんは 優しく 仕事場で 本をバラバラにして 直してくれました
    この行程が 職人技で すごいんです  
    いせひでこさんは 丁寧に その行程を描いてくれました

    作者も 感動したのでしょうね!  (西洋では革製本で手作りの本を作る職人がいます)
    おじさんの手は 木のこぶのようですが 魔法の手なんです

    素晴らしく 生まれ変わった ソフィーの木の図鑑

    大切な本で 学び 植物学の研究者になった ソフィー 

    ルリユールおじさんの魔法の手の おかげですね

    素晴らしいお話でした

    人間の物を大切にする 心が いっぱいいっぱい つまった 素晴らしい お話でした

    感動しました!

    いせひでこさんの アカシアの木も すばらしい!

    投稿日:2019/03/06

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  • 素敵な絵本です

    • 針鼠さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子2歳

    小児科の待合室に置いてあり、気に入ってしまったので後日購入しました。

    絵もストーリーも優しく美しく、読後感がとても穏やかです。
    職人に対する敬愛、本や子どもの興味を大切にする心が呼び覚まされるようです。

    我が子はまだ幼すぎるので、うっかり破られないように高いところに保管しておりますが、
    もう少し大きくなってから、是非読んでみてほしい本の一冊となりました。

    投稿日:2019/02/18

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  • やさしい映画を観るように

    表紙の色彩に魅せられ、手にとり、大切な一冊となった絵本です。
    この絵本が、いせひでこさんの絵との出会いになりました。
    ブルーの勝った色彩、人づてに聞いた本のお医者さんを求めて、パリの街を探す小さなソフィ。
    めぐり逢った職人のおじさんは、ソフィの宝物をよみがえらせてくれました。
    静かなフランス映画のようです。
    次に買う時はだれかへのプレゼントにと思っています。

    投稿日:2016/08/28

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  • 素敵な素敵な絵本でした!

    いせひでこさんのイラストがとても素敵な絵本でした!
    ゆっくりと温かい気持ちになる,大人が読みたい絵本ですね!
    「ルリユール」という仕事,私はこの絵本ではじめて知りました。
    仕事に誇りを持つルリユールおじさんの手が何とも味わいがありました。
    そして1冊の本を大切にしていく女の子の姿も愛らしく微笑ましくて。
    5歳幼稚園児の娘を持つ親の私は,この絵本の女の子にどこか娘を重ねてしまい,こんなふうに何か自分の好きなことや熱中できるモノを見つけて真っすぐに生きていってほしいと心から思ってしまいました。
    静かな温かさの中に感動がある絵本で,本当によかったです!!

    投稿日:2015/12/27

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  • いい手をもて

     この春、60歳の定年を迎えます。
     かつて「男の顔は履歴書」と言ったのは大宅壮一さんだったでしょうか、時に鏡の中の自分の顔をつれづれにのぞきこみながら、果たして私の顔はどんな履歴書にできあがっているのかと思ったりします。
     なんとものほほんとした顔からはどんな履歴も浮かんでこないのですが、それでもなんとかこの顔で定年の時を迎えるのだなと嘆息したりしています。

     絵本作家いせひでこさんの代表作ともいえるこの作品の中に手の表情だけを描いたページがあります。
     主人公の女の子ソフィーがこわれた植物図鑑を直すために一人のおじさんを訪ねます。
     おじさんは本の製本職人です。「ルリユール」というのはその職業の名称です。
     小さなソフィーはそんな難しい名前は知りません。自分の大好きな本が元通りになるのだったら、それでいいのです。
     おじさんはソフィーの願いに聞いてくれます。
     本を修復しながら、ソフィーとおじさんの会話がぽつんぽつんとはさまります。
     ソフィーが見つけた一枚の男の絵、それはおじさんのお父さんの絵でした。
     その夜、おじさんは一人になって、自分と同じようにルリユールであった父のことを思い出します。
     ソフィーとの会話がおじさんに父のことを思い出させてくれたのです。
     その場面に、手のページがあります。

     「あの木のようにおおきくなれ」と父がといつも言っていたことを思い出します。
     そして、「父の手も木のこぶのようだった」と。
     このページに描かれている手は働いてきた男の手です。
     ルリエールという仕事に誇りを持ち、細心の注意をはらいながら優しく丁寧に本を製本していく手。
     父がかつてこういったことをおじさんは思い出しました。
     「名をのこさなくていい。いい手をもて」。

     「いい手」とは命を生み、育み、また新しい命につなげていく、大きな木のようなものかもしれません。
     いせひでこさんはこのたった1ページの手のページにどれだけの熱情を注いだことでしょう。
     手のページを開きながら、じっと私の手を見て、ルリユールおじさんのようにつぶやいてみます。
     「わたしも魔法の手をもてただろうか。」

    投稿日:2015/02/09

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  • すてきな仕事

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    聞きなれないお仕事でしたがとてもすてきなお仕事ですね。日本ではたしかになかなかないお仕事です。
    しかし、本好きにとってはいてもらいたい職業でしょう。
    思い出の本、思い入れのある大好きな本がばらばらぼろぼろになっても甦るなんて最高ですね。
    挿し絵も美しく良かったです。

    投稿日:2014/07/30

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  • 心があたたまる

    読み終わった後になんともいえない満足感を感じる絵本です。
    植物図鑑を壊してしまったソフィーが、ルリユールのもとにおとずれて直してもらいます。
    なんといっても、絵がとても素晴らしい。引き込まれるような世界観で、ルリユールの仕事の素晴らしさも同時に感じさせてくれます。
    とにかく、オススメです。心が温まります。

    投稿日:2014/06/30

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  • 本を未来へ…

    • 楽葉さん
    • 60代
    • じいじ・ばあば
    • 埼玉県

     力量のある絵本作家が本当に描きたい対象に出会った喜びが隅々から伝わってくる一冊…

     植物が大好きな少女ソフィーの壊れた図鑑を老ルリュール(製本職人)がみごとに再生させる過程で交わされる孫と祖父のようなやりとり…少女の本に対する愛着とそれに応えようとする職人…
    「本には大事な知識や物語や人生や歴史がいっぱいつまっている。それらをわすれないように、未来にむかって伝えていくのがルリュールの仕事なんだ。」彼は少女からお金ではない充分な対価を得たに違いない

     舞台となるパリ市街が丹念に淡彩画で描かれ、添えられた短い文章と併せて一冊の画集のようだ…事実、出版された翌年にパリで開催された原画展の報道をみると額装された表紙の原画は完全に一枚の絵画だ

    本の寿命を延ばす手段の一つに図書館があるのだが、それはまた別な話…

    投稿日:2014/01/23

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