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なくなりそうな世界のことば」 12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声

なくなりそうな世界のことば 著:吉岡 乾
イラスト:西 淑
出版社:創元社
税込価格:\1,760
発行日:2017年08月22日
ISBN:9784422701080
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,235
みんなの声 総数 19
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12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 世界の少数民族の言葉を取り上げた絵本。
    私と娘が気に入った言葉は一致していて、「ルルン」。
    日本語のルンルンに似た「ルルン」は「豊作」という意味。
    ペルーのアヤクチョ・ケチュア語だという。ペルーの日焼け
    した母子が、たわわに実ったトウモロコシを抱えて「ルルン!」
    と言えば、まるでルンルンな気持ちまで伝わるようだ。
    そのほか、大国ロシアで2000人のみが話すコリャーク語には、
    トナカイが角を木の枝にこすりつけて磨く時の暑さ(酷暑)を
    表す「ウィヌクジュガージュトゥグル」という言葉があったりと、
    私たちには想像もしないような言葉が数々紹介されている。
    言葉というのは、その民族の住む地域や国の自然や生活
    環境の必要性から生まれたものであるということがよくわかる。
    そして、色々な国の人たちの生活に思いを馳せることができる。
    文化の違いを学ぶグローバル教育に興味があるなら、是非
    読ませるといいと思う。センスの良い絵と注釈によって、大人
    も楽しめる文化人類学の絵本。長く持っておきたい。

    投稿日:2017/11/28

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  • シマナ、アルフス、イヨマンテ…この広い世界の中で、わずか数千、数百、果てはたった5人にしか使われておらず、もうすぐなくなってしまいそうな言葉。その一語一語を、声に出して噛みしめ、味わって読みました。
    それぞれのコミュニティの歴史と社会的背景を持つこれらの言葉たちが世の中から消えてなくなってしまう前に、この本を通じて出会えたことを幸せに思います。
    ツィムシアン語の「ツウォホ」は「寝る前におやつを食べる」の意。なんて可愛い言葉でしょう!パパには内緒、私と娘との秘密の合言葉になりました。

    投稿日:2017/11/26

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