このお話自体を知ったのは、お話会です。
いわゆるストーリーテリングの発表会で、他の方が語ってくれたのを聞きました。
とっても素敵なお話だったので、どこに載っているのかと聞いたら、この絵本から覚えたと聞いて、探してきました。
(子ども向けの語り用のテキストもあるそうです)
この絵はあの!「てぶくろ」のラチョフです!!
もう、素敵です。この絵の味わい。サイコーでした。
お話そのものはロシアの昔話で、子どもの年齢をあまり問わず面白いストーリーなので、語って良し、絵本で読んでよし!の素晴らしい作品だと思います。
本の裏には、読んであげるなら3歳から、自分で読むなら小学生中学級向きとあります。
私は先に語りで聞いてしまったので、
「マーシャがとても高い木の上からくまを見ているんだ」と、
くまが錯覚しているシーンで、
とても高い木にマーシャが登っている(と想像している)絵を思い浮かべてしまったので、
そんな、くまの想像したマーシャの姿も描かれていたら、もっと素敵な絵本になるのになぁ。と、思いました。