今回もどんくまさん、しょっぱなから失敗をやらかしてしまいます。
それでも悪気が無いから憎めないんですよね〜。
お詫びにパン作りのお手伝いをすることになったどんくまさん。
でも、パン屋のご主人、作り方を教えてくれたはいいけど、分量とかアバウト過ぎてて大丈夫〜?
それでも一生懸命に材料をこねて、釜に入れてパンを焼きます。
その時のどんくまさんの顔ったら!
ドキドキワクワク、読んでいても緊張感が伝わってきます。
一緒に、パンの焼き上がるいい匂いも漂ってくるようです。
そしてまさかまさかのどんくまパン!
読み聞かせしながら、息子も大笑いでした。
いつの間にか、うさぎのこどもたちがやって来て、あれよあれよという間に色んなパンの出来上がり!
最初は怒ったパン屋のおじさんも、自分の形のパンを見つけてニッコニコ。
どんくまパンも、幼稚園へのプレゼントにくれるし、実は優しいおじさんだったのですね(^^)
柿本幸造さんの描くパンがとても美味しそうでした。
こんがりと焼き上がった黄金色のパン。暖かくて、美味しそうで、プーンと香ばしいにおいがしてくるようで、とても幸せな気持ちになれました。
美味しい焼きたてパンが食べたくなる1冊です(^^)