へそまがりのアルファベット、と副題がありますが、
まさにその通りです。
あとがきによると、安野光雅さんが木製のアルファベットをデザインしたところに、
名編集者松居直さんがさらに昇華させ、作品が出来上がったようですね。
そもそも、この木製アルファベットが芸術です。
まずは、木目が美しいです。
そして、安野光雅さんらしいだまし絵などを潜ませつつ、
空間の歪みをもろともせず、ちゃんとそこに直立しているのです。
もちろん、その頭文字の物が提示されますが、それもまた、アート。
周りの植物文様の中にもほら、たくさん隠れていますね。
巻末にすべてのアイテムワードが添えられていますが、
日本語訳が無いので、ここは自分で調べましょう。
じっくり鑑賞したい作品だと思います。