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著: たかい よしかず  出版社: 大日本図書 大日本図書の特集ページがあります!
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つつじのむすめ」 大人が読んだ みんなの声

つつじのむすめ 作:松谷 みよ子
絵:丸木 俊
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:1974年
ISBN:9784251030054
評価スコア 4.6
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  •  この絵本には「民話」という言葉はついていませんが、信州に伝わる民話のようです。調べると、松代と山口村という地名がでてきます。この二つの土地の間には、やはり山がいくつかあるそうです。つつじが美しい場所が、きっとあるのでしょう。その昔、このような激しい恋が実際にあったのでしょうか?それとも誰か、想像をたくましくして、こういうお話を考えた人がいたのでしょうか?

     手の中の米が餅になってしまうほどの激しさと情熱で男を恋い焦がれる娘と、それをだんだん疎ましく感じて、娘を崖から落としてしまう男。なんということ!と驚く一方、冷静に顧みれば、この現代でも、同じような愛憎の事件は、度々報道されています。人の心は、いつの時代も同じようなものなのだと思いました。

     丸木俊さんの絵は、夜の暗闇、山の奥深さを表した黒と、娘の着物、咲き乱れるつつじの花の赤との対比が印象的です。そして、にじみを生かした絵に、人の心の情念のようなものが表れていると感じました。

     初々しい娘が恋の深みに はまっていき、どんどん、面替わりしていく様子には鬼気迫るものがあります。そして、娘は崖から落ちて・・・。切なく悲しい恋のおはなしです。

    投稿日:2015/12/16

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  • つつじの

    昔話の読み聞かせをしようと、松谷みよ子さんがかかれた民話を端から探して読んでいたところ、この一冊に出会いました。
    はじめは淡い恋の始まりと、若い2人の燃えるような愛に触れ、次第に胸を高鳴らせながら読んでいました。そして、民話の舞台となった時代にも現代と変わらぬ恋の情熱があったと知り、遠い昔の民話が身近なものである感覚に触れて不思議な気持ちになりました。
    ところが、男が女の様子に異変を感じてから関係が一変します。
    男のように女に恐れを感じながらも、変わらぬ女の愛を知ると男の愛が戻らぬことに涙が流れました。
    こんなに心揺さぶられた民話は、久しぶりに読みました。
    子どもたちには別の民話を読みましたが、これはぜひ恋の甘美に触れた大人の方々にお勧めしたいと思い、レビューを書いた次第です。

    投稿日:2019/12/23

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  • 一途な恋というものは

    知らない昔話かな、くらいに気軽に読み始めたのですが、びっくりするほどこわくて恐ろしいお話でした。
    一人の娘の強い恋心。一途な心が魔性のものとなり、若者を苦しめ、最後には悲劇が起こります。
    一途な恋というものは、人を狂わせる魔力があるとは、震える思いでした。
    あやしげな挿絵が、怖さを一層際立たせていてるようでした。

    投稿日:2019/01/17

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  • 激しい恋

    大好きな松谷みよ子の絵本だったので図書館から借りてきました。娘の若者を思う激しい気持ちに羨ましいような、結果は疎まれて悲しいのですが、恋愛の怖さを知らされた気持ちです。一生に一度の恋にきっと娘は後悔していないと思いました。真っ赤なつづじは、娘の一途な恋、激しい恋の証しと思いました。

    投稿日:2017/02/22

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  • 涙がでますね 娘の恋に

    大人の 恋いをした女の人ならば この女の人の気持ちが痛いほど分かるでしょう。

    あまりにも ロマンチックで 女の恋心の 深さが 五つの山をこえるエネルギーに

    すごいです!!

    激しい恋いは、彼女の 手に もっている餅米が つきたての 餅になっているなんて・・・・


    丸木さんの 絵は 色気があって 激しくて 芸術そのものですね!

    松谷みよこさんの お話と ぴったりあっています。

    男は、 やせてしまうほど愛し合うのですが・・・・・

    魔性のものと人から言われて  女の人を 山から突き落とすなんて   

    かわいそうすぎます。

    なぜ?  女の人の気持ちが分かってあげれなかったんでしょう・・・

    悲劇に終わる

    恋の話ですね。
    最後の 娘の血がしたたったのか 辺り一面 ツツジの花がさきみだれているようになったと、 締めくくられています。

    涙なくしては 読めませんでした。

    投稿日:2009/10/08

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