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としょかんライオン」 3歳のお子さんに読んだ みんなの声

としょかんライオン 作:ミシェル・ヌードセン
絵:ケビン・ホークス
訳:福本 友美子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2007年04月
ISBN:9784265068173
評価スコア 4.81
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みんなの声 総数 182
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3歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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12件見つかりました

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  • 通いたくなる図書館

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    図書館の利用の決まりに厳しいメリウェザー館長。
    でも、決まりさえ守っていれば、誰だって利用することが出来るのです。
    たとえ、ライオンでも!!
    図書館の仕事を手伝ったり、子どもたちを背中に乗せて高いところの本を取らせてあげたり、おはなしの時間には一緒におはなしを聞いたり、ライオンも図書館で過ごすのが大好きみたい。
    ライオンだなんて、ちょっとこわそうだけど。。こんなライオンさんのいる図書館なら通いたくなっちゃいますね。
    決まりを守ることは大事なこと!でも、それ以上に大事なこともあるということをとてもわかりやすく教えてくれるお話です。
    改めて、図書館でいいなと思いました。

    投稿日:2020/05/02

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  • ライオンの気持ち

    三歳の子に読みました。文が長く飽きるかなぁと思いましたが、ライオンに惹かれたようで最後まで聞いてくれました。気に入ったようで、また読んでーと持って来ることもあります。
    頼りになるライオンに嫉妬する気持ちや、相手のために約束を破ってしまったライオンの気持ち、落ち込んでいる人に元気になって欲しいという気持ち…など、この一冊の絵本の中に沢山考えさせられる気持ちが詰まっていました。
    三歳の息子には読み取るには難しい内容かなぁと思いましたが、ライオンが嬉しそうな時には笑い、悲しそうな時には一緒に悲しそうになり…幼くても色々と感じることがあるのかな?と読み聞かせをしながら思いました。
    文章は長めかもしれませんが、子供と一緒に楽しめた絵本です。

    投稿日:2019/08/30

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  • あったかいきもち

    図書館という実在の施設と、ライオンというこれまた実在の動物が組み合わさることで、ここまで一気に空想の世界と入り込んでしまうのかという絶妙な組み合わせは、作者のなせる業ともいえるでしょう。読み手自身も、自然とその図書館に引き込まれる感覚になります。
    また大きな本に描かれいる絵は、図書館やそこに集まる人々の雰囲気、ライオンがきたことで次第に変わっていく人々の表情を一瞬で知るのに不可欠です。絵と文、どちらが欠けてもこのお話は成り立たないと言えるほど、両者がぴったり合っています。

    次男はライオンの仕草を楽しんでいる様子で、絵本好きの長男もまたライオンのいる図書館にわくわくしてお話を聞いていたようです。読み手の年齢、立場によりいく通りものメッセージが受け取れる、素晴らしい絵本だと思います。

    図書館には、子どもができてからよく行くようになりました。静かで落ち着く雰囲気、なのかもしれませんが、わたしには正直どこか冷たさを感じるその雰囲気が好きではありませんでした。特に、じっとできない元気いっぱいの子どもを連れての図書館通いは、周囲の環境に反するため余計に気を遣いました。でも、子どもにはいろんな絵本をたくさん読んであげたいしと、葛藤する日々。

    この絵本に出てくる図書館も、そういった雰囲気が少なからずあります。
    立派な門とたくさんの緑にかこまれた古めかしい外見の図書館。中に入ると、暖かい日差しが入り込む絵本コーナーにおはなしの時間。館長のメリーウェザーさんや司書のマクビーさんは、規律をしっかり守る真面目そうな図書館員さん。そして静かに本を楽しむ街の人々。
    そこにある日、いっぴきのライオンがやってきて、ちょっとずつ何かが変わっていきます。

    最終にかけて二人の図書館員の、心の奥深くの温かいところが垣間見られた場面に、親の私は一番ぐっときました。きっとライオンが、彼らの温かい優しさを引き出してくれたのでしょう。そして、地域の図書館の方たちも、実は温かい人たちなのかもという自身の持つ図書館のイメージを考え直すきっかけにもなりました。
    それとまた、昨今大きな災害が続く世の中で、辛い、悲しい気持ちが先に来てしまっていましたが、こういう時こそ心の奥の温かい優しさを見せられる、そんな人間でありたいとも思うようになりました。きっとライオンが、私の心の奥深くの優しさをつついてくれたのかもしれません。

    投稿日:2016/11/30

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  • ありのままのライオンを受け入れてくれた

    • MKNさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子3歳、男の子1歳

    図書館では、走ってはいけません。大きな声を出してはいけません。その他にも守らなければいけない決まりはたくさんあります。
    けれど、その決まりを守りさえすれば、誰でも図書館に来て本を楽しんでもいいのです。
    だから、例えライオンであっても、メリウェザー館長はライオンを図書館に迎え入れます。だって図書館に、「ライオンはダメ」なんて決まりはありませんからね。
    ライオンは毎日やって来ては、フサフサの尻尾で掃除したり、手紙を出す手伝いをしたり大活躍。図書館になくてはならない存在になります。
    ライオンにとっても、いつしか図書館は、単に本を楽しむだけの場所ではなくなっていました。決まりを破り大声でガォーっと吠えたのも、大好きなメリウェザー館長を助けるためでした。
    そう、図書館は、ライオンにとって、ありのままの自分を受け入れてくれる大切な居場所だったのです。
    普通、図書館にライオンみたいな猛獣は入れてはくれません。でも館長にとって、人間だとか猛獣だとかは関係ないのです。本が好きで、みんなが本を楽しめるように決まりを守りさえすれば、誰でも歓迎なのです。
    この本を読んでいると心が温かくなるのは、きっと、この図書館に本当の意味での公平さと寛容さがあるから。ありのままの自分が受け入れらる場所が図書館なんて、素敵だなあ。

    投稿日:2016/11/29

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  • 素敵な「としょかんのきまり」

    子供たちを見つめる優しいライオンが描かれた表紙。
    「としょかんライオン」というのはどんな物語なのだろう、と表紙をめくるといきなり通りを闊歩するライオンが目に入ってきます。ここから既に物語のはじまりはじまり。

    のっしのっしと図書館に入っていくライオン。みんな固唾をのんで見守ります。百獣の王、ライオンですが不思議と怖さはありません。
    小心者のマクビーさんと、きまりにうるさいけれどきまりを守れば寛容なメリウェザーさん、そして、としょかんのきまり―「はしってはいけない」「しずかにしなくてはいけない」これらのきまりがこのあとの物語に絶妙に絡んできます。
    子供達はやっぱり無邪気。次第にライオンに慣れ親しんでいきます。

    ライオンが大きなこえで吠えても、不思議と怖ろしさを感じないのは、ライオンに愛情こめて描いているからでしょうか。ユーモラスにさえ見えます。たくさん書かれた「うおおおおおおおおお!」を3歳の娘が指で追いながら読みます。

    としょかんのきまりに従い、静かにすることを約束したライオンは晴れてとしょかんへの出入りを許され、子供たちだけでなく、気難しそうなメリウェザーさんとも打ち解け手伝いをするようになります。

    でも幸せは長く続かないもの。
    怪我をして動けなくなったメリウェザーさんを助けるため、としょかんにいられなくなるのを覚悟でライオンは「いきてきたうちで、いちばんおおきなこえで」吠えます。その姿は気高く、そして堪らない哀しみを秘めています。
    強く悲しい「うおおおおおおおおお!」をまた娘が指で追いながら読みます。

    ライオンがいなくなったとしょかん―なんてさみしいんでしょう…。みなあのふさふしたライオンに会いたいのです。
    とうとうあのマクビーさんが動きます。けして悪い人ではなかったのです。ライオンを見つけたマクビーさんは素敵な言葉を残して去ります。

    新しいとしょかんのきまり。
    「おおごえで ほえてはいけない。ただし、ちゃんとしたわけがあるときは べつ。」

    こうしてライオンはまたとしょかんに戻りました。みんなの笑顔。
    心がほっこりする物語です。

    投稿日:2016/11/29

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  • 3歳だとちょっと難しいかな?

    本屋で見かけて、家にはあまりない大きな本だったので、
    衝動的に買ってしまいました(笑)

    規則よりも大切なものがある。という内容を、3歳の息子は
    理解していないと思いますが、長い内容でも最後までちゃんと聞いてました。
    会話で“図書館”という名前が出ると、“ライオンね♪”と言います。

    とても良い内容ですが、図書館の仕事の内容や規則がリアルなだけに、
    ライオンじゃなくて大きな犬の話しだったら、しっくりくるのになぁ〜
    と思いました。

    投稿日:2013/12/25

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  • 何度も読みたくなる本!

    図書館にライオンがいるなんて考えられませんが、「決まりを守ればいてもいい」ということで毎日、図書館に来るようになりました。
    子供たちと一緒に絵本を聞いたり、お仕事のお手伝いをしたり…と、
    そんな図書館があったらいいなぁと子供とわくわくしながら読み進めていきました。いつものようにお手伝いしようとしていた所、決まりを破らなければいけない状況になってしまい…。
    私も子供に色々な決まり事を話します。
    しかし、時と場合によってきちんとした理由がある時は破ってもいいんだよと分かりやすく説明する事が出来ました。
    読んだ後、何度も読み返したくなる本だと思います。

    投稿日:2010/07/04

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  • とてもあったかいお話です!

    図書館大好きな母と三歳の息子です。
    毎週楽しみに行く図書館。そんな図書館にライオンがやってきたら・・・。

    最初はびっくりしますが、毎日来てお手伝いもしてくれるライオンを
    子供たちも館長さんも次第に大好きになっていきます。


    みんなの人気者になったライオンに最初はちょっと嫉妬している館員の表情と、最後にライオンが図書館へ帰ってきたとき、みんなが喜ぶ後ろでささやかに喜んでいる館員の表情がたまりません!

    絵も文章もやわらかくてとっても素敵!
    図書館大好きな親子さんにお勧めです!

    投稿日:2010/06/29

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  • 言葉に出てこない気持ち

    評判を聞いてぜひ読んでみたかった絵本でした。
    3歳の息子にはまだ少し内容が難しかったようですが、ライオンは気に入ったのかじっと見ていました。

    この絵本は本当に完成度の高い絵本だと思います。
    最初から最後まで吠えたりうなったりするだけで言葉を一言も発さないライオンの気持ちが手に取るようにわかります。

    最後の方でマクビーさんが雨に濡れたライオンを見つける場面と、その後皆が喜ぶ場面の対比があまりによくできていて、思わず「よかったねぇ」とじわーっときてしまいました。

    他にも突然図書館にライオンが入ってくるというありえない設定や、それを受け入れる館長さんとの交流が個人的には大好きですし、きまりはわけがあって守れないこともある、というとても深い言葉が素敵です。

    子供が大きくなっても持ち続けたい一冊です。

    投稿日:2010/01/08

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  • 杓子定規にならないで…

    前評判も高かったし、幼稚園に通い始めた息子に、と思い図書館から借りてきました。規則は守らなければならない、だけど破らなければならない時もある。難しいお話ですね。その臨機応変な判断自体が難しいし、そのルールを破る許容範囲も人それぞれだろうし…だけど杓子定規な人間になってほしくない、そんな思いを込めて読みました。
    ただ3歳の息子にはまだ早かったかも。話が長いので途中で聞き飽きた風情。最後の方はきょろきょろしてました。また年中年長になったら、って感じですかね。

    投稿日:2009/05/18

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