新刊
かおたいそう

かおたいそう(偕成社)

0歳から100歳までみんなで楽しめる!

  • 笑える
  • 盛り上がる
  • 全ページ
  • ためしよみ
話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

つばさをもらったライオン」 11歳のお子さんに読んだ みんなの声

つばさをもらったライオン 作・絵:クリス・コノヴァー
訳:遠藤育枝
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2007年04月
ISBN:9784593504886
評価スコア 4.83
評価ランキング 173
みんなの声 総数 17
  • この絵本のレビューを書く

11歳のお子さんに読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 富よりも知性

    高学年の読み聞かせ候補でしたが、どうがんばっても制限時間の10分以内におさまりきらなかったので、家で息子に読んでみました。

    南のねこの国を治めているレオ王は富と権力を持っていましたが、読み書きができませんでした。
    そして、自分は持っていないが、北のオットー王が”ふしぎな宝物”を持っている事を悔しく思っていました。

    レオ王とお妃に、翼の生えた王子が産まれました。
    国中は喜びに沸きますが、ある日、王子が翼をひろげているとそよ風にのって舞い上がってしまいました。

    飛び方も降り方も知らない王子が木にぶつかって落ちた時、助けてくれたのは北のオットー王。
    その宮殿は古めかしく、レオ王のように富があるようには見えませんでした。
    けれども、レオ王がうらやむ“宝”がそこにあったのです。

    オットー王からその”宝”を受け継いで、南のレオ王の元に飛んで帰ることができた王子。
    さて、宝とは???読んでみてのお楽しみです。

    「知性は宝」だという事を、分かりやすくあらわしてある物語だと思います。

    投稿日:2011/06/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • “…もらった…”は、神から…

     素晴らしい力作です。
     とにかく読後ため息でした。
     絵が凄い。
     精緻な筆致、描写のリアルさ、荘厳な色使い、画面割り、見返しに至るまでのこだわり。
     コノヴァーさん自身が、“本を愛していること”を読者へ強く訴えかける力強さがありました。

     タイトルの“…もらった…”は、神からとしか解釈できません。
     二つの国の間の無駄な摩擦を取り除き、王子の帰った国もこれ以降、知識と教養を身に備えた統治者を戴き、国は物ではなく心豊かであることにきっと重きをなして行くことでしょう。
     
     なんといっても、オットー王の行いは、知識教養ある故のものだったのではないでしょうか。
     “つばさ”は最高の出会いを与えてくれました。

    投稿日:2010/01/20

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「つばさをもらったライオン」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(17人)

絵本の評価(4.83)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット