移動するものたち(小学館集英社プロダクション)
谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本
むげんことわざものがたり(偕成社)
好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本
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私たちが何でもない一日を過ごしているとき、海の向こうの女の子は…。 同じ空の下で、同じ地球で、存在する地域格差を、短い言葉と絵で問題提起してきます。 まだ何も知らない子どもでも、「なんで?」と思えるきっかけになる絵本でした。
投稿日:2020/11/23
ぼくがラーメンたべてるとき、となりでミケがあくびした。 となりでミケがあくびしたとき。。。 それからどんどん、表紙の絵からは想像もつかないような方向へ話が進んでいきます。 私たちが呑気にテレビ見て笑っているこの瞬間、世界のどこかでは戦争が起きて、尊い命が失われている。 そういうことなのは大人なら分かりますが、 小1と年少の、うちの子たちには、まだ重く難解すぎるテーマだったようです。 大人が解説したらある程度は理解できるのかもしれませんが、 わたしは子供たちに自分で好きなように感じとってほしいと思うので、 また時期をみて、改めて読み聞かせてみたいですね。
投稿日:2020/09/09
7歳と9歳の子供たちに読み聞かせました。 タイトルや表紙の絵からは愉快な内容を想像するのに、内容は重く、考えさせられます。 私が読み終えた後、子供たちは黙りこくって何も言いませんでした。なので子供たちの感想を記すことはできませんが、何かを感じ取っていたのは確かです。 この作品を題材にして、学校で話し合いの場が設けられるといいな、と思いました。
投稿日:2015/05/24
同じ作者の『おへそのあな』や『大阪うまいもんのうた』など、ナンセンスで楽しい絵本が大好きで、 こちらもそんな楽しい絵本なのかと思い読み始めました。しかし、予想とは大きく違った重いテーマで、 私は衝撃を受けました。 私たちがラーメンを食べたり、テレビを見たりと日常を過ごしているとき、 ある国では子守りや牛の世話などをしている子どもがいて、さらには道に倒れている子どももいる・・・ もちろん知らなければいけない現実なのですが、このタッチの絵でこの絵本のメッセージが届くのか? ちょっと疑問を感じます。 小学校1年生の長女は、まだ全く理解できていないようでした。 説明的な文はないので、大人が上手に教えてあげなければいけないのでしょうか?
投稿日:2012/04/10
まったく想像していなかった展開でした。 最初から、面白おかしく読んでいたので、 ページをめくった瞬間、期待していたものではない 展開で、私も子供もはっとしました。 でも、そういう絵本があってもいいと思いました。 ほかの方のレビューにもあったように、説明はいらない。と私も思います。ただ、そこにある現実を見ればいい。 どう解釈するか、どう受け止めるかは、その子なりでいいし、 大人になってからわかればいいと思います。 ただ、イメージで頭に入っているのはとても良いことだと思います。
投稿日:2011/06/10
タイトルを見て選んだ絵本です。 ラーメン食べてると何か面白いことが 起きるんだなぁとわくわくしながら読みました。 が、全然楽しいお話じゃなかった。 切ないお話です。。。 小1の男の子に読みましたが 「自分がラーメンを食べているときに となりのとなりの人はいろんなことしてて、 しかもとなりのとなりがとなりの国にまで 行っちゃうんだよー」と楽しそうな感想でした。 私が楽しい話だとばかり思って読んでしまったので、 切ないお話だとはいまいち分からなかったかな。 でも、そういうことがあるんだと教える きっかけになる一冊じゃないかと思います。 子供にも分かりやすい、いい本だと思います。
投稿日:2011/05/26
今回の東北で起こった地震と津波。 その津波の様子はリアルタイムで私たちにテレビは伝えてくれました。 学校から戻っていた息子を膝に抱きながら祈るような気持ちで 止めたいのに止められないあの津波の様子をただ見ていた。 刻々と流されてくる惨状。でも今私たちの周りは全く変わらない。 テレビを通さなかったらそれは遠い遠いところのこと。 でも今わたしは膝のうえの息子に、この出来事は日本のそれこそ となりのとなりの…なんだと伝えてみた。 テレビの番組はどの局も一様に地震のことばかりで、子供たちにとってはあまりにショックであり、そこから逃げたかったらしく、「今日は楽しいお話をよんでもらおう」と寝る前の本を久しぶりに読むことにした様子。本も自分で選ぶという。何を選ぶのかな?と待っていたらこのほんを持ってきた。「えtt?これでいいの?」と思いつつ読んでいく。 今日日本で起こった大変な出来事。それがまさにこの本の言いたかったこと。それを何の難しい説明なしに子供は心にストンとおとしてその日は眠りについたのでした。 かれの心の中に丸い地球に吹く風が通り抜けた晩でした。
投稿日:2011/03/24
重いテーマながら、絵とタイトルに興味を持ち、子供も読んでいましたが、小学1年生には、作者の真意がうまく伝わらなかったようで、理解には、親のヘルプが少し必要でした。 この本をきっかけに、自分が、恵まれた時代に、恵まれた環境に生まれ、生活をしている事、しかし、世界には恵まれない時代に、恵まれない環境に生まれ、生活している子供達がいることを知り、今、世界はどうなっているのか…という事に関心を持ってくれれば…と思います。 学年が上がれば、理解できるようになると思うので、是非、再度、読んで聞かせようと思います。そのうち、自分で読むかもしれません。それを期待しています。
投稿日:2010/10/02
ラーメンというとっても日常的なことから、どんどんスケールが広がっていきます。目を覆いたくなるようなことでも、世界ではそれが「日常」なところもあります。 何気ない「今」を考えさせられる絵本です。
投稿日:2010/07/15
7歳の息子が好きそうな絵本だと思い、表紙だけみて図書館で借りてきました。 表紙から想像していた内容とはまったく違い、最初は単調な連続で、正直「選ぶの失敗したかな・・・」と思いながら読んでいました。 ところが、最後のほうになっていくと、とても重い、子供たちには難しい、でも大切なことが描かれてありました。 小さい子供にはまだ理解できないかもしれませんが、自分たちが当たり前のように毎日生活していることが、とても幸せだと感じられる、考えさせられる絵本です。 深い内容の絵本で、子供たちもすごく考えて聞いていました。 改めて、絵本はおくが深いなぁ・・・と思いました。
投稿日:2009/11/27
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