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魔女たちのあさ」 11歳のお子さんに読んだ みんなの声

魔女たちのあさ 作:エドリアン・アダムズ
訳:奥田 継夫
出版社:アリス館 アリス館の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1992年
ISBN:9784752040248
評価スコア 4.23
評価ランキング 23,201
みんなの声 総数 12
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11歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • お月様の上での休憩

     ケルト人の1年の終わりは10月31日。
     収穫感謝祭です。
     この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、聖霊や魔女が出てくると信じられていました。
     この祭りがカトリックに取り入れられ、ハロウィーンになったとか。
     
     森の暗闇のそのまた奥に住む魔女たちは、人々が眠りに就く頃、起き出して“魔女たちの朝”をむかえます。
     色調は、人間生活の夜が中心ですから、暗めですが、一夜の中での
    日の出にに向かっての微妙な空模様の変化が素晴らしい。
     小さいお子さんは怖がるかもしれませんが、魔女を楽しく理解できそうな6歳頃からがお薦めです。

     たくさんの魔女が、土を蹴ってほうきにまたがり、空へと飛び立つ姿が素敵です。
     読んでいて、いるんじゃないかと、思っちゃいます。
     縦列飛行、隊列飛行、思い思いの飛行が楽しそう。
     お月様のまわりをおどる姿も、お月様の上での休憩も何とも邪気がなく可愛らしい。 
     
     地上にふわりと着地する姿も、かっこいい。
     トウモロコシ畑で、出会ったこどもたち。
     彼らが仮装し、カボチャのランタンを持っていたのに、震え上がっているのもまた楽しい。
     魔女堪能の一冊でした。
     ハロウィーンの近いこの季節にいかがでしょうか。
     飛行中の魔女たちの声に息子は笑っていました。

    投稿日:2009/09/27

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