かえるのおかあさんにはかわいいあかちゃんが101。
ある日おかあさんは、遠足途中にはぐれていなくなった
101ちゃんを探しに行きますが…
子どもの頃好きだったお話です。
思わず懐かしくて購入してしまいました。
読んでいる方も聞いている方も一番ハラハラのはずの
ザリガニ・たがめ登場シーンの「メリケンにちょうばさみ」
「やくざとせい」「ちんぴらぎゃんぐ」
など昭和の香りの言い回しに思わず大人は
クスッとなってしまいますが、
出版年が1973年と言うことに納得。
激しい争いのあとのお母さんの様子の時には
息子も心配そうな顔をしていましたが、
安心できるラストにニッコリ。
しかしこれを読んだ後なぜか私が立ちあがろうとすると、
しがみつき、たがめとお母さんのやり取りを真似します。
子どもを探している必死なお母さんの様子が印象的だったようで、
私に演じてほしいようです。
子どもの身を必死に案じるかえるのお母さんの姿は、
子どもにとって自分が大切にされているという
実感につながるのかもしれませんね。