「ようこそみんなの世界へ 世界中の子どもたち、ばんざい！」 １０歳のお子さんに読んだ みんなの声

世界の挨拶からはじまり、風習、通学方法、言い回し、食べ物等々
様々な国で違うものを紹介。
可愛いイラストとともに、代表的なものをピックアップして紹介してくれるので、分かりやすいし、読みやすく、インパクトがあります。
チュロスのように日本でおなじみのものが、どこの国からきたのかが分かったり、
はしごを使って崖を登って通学する国の地域があるという驚きの発見があったり、
ページをひらくたびに、「へぇ〜！」「えー！」がたくさん。
子ども達と、これ知ってた？と言いながら色々学ぶことができました。

子どもとおでこを合わせるようにして、お互い黙々と読みました。
途中、ふふっと笑って『見て見て！』と、驚きを共有したり、知っていたことを自慢しあったり、『これは嫌〜』と、盛り上がったり。。とにかく、興味深くて面白いんです。

日本と英語圏の国はメジャーでも、こんなにも世界が広く、文化が異なり、当たり前なんてひとつもないなんて…。
この世界のことをもっともっと知りたくてたまらなくなりました。
私たちが知っていることは、本当にごく一部。違いって本当におもしろくって、違うことが当たり前。こういう感覚が、多様性を認め会える世の中への第一歩になりますね。

世界がぐんと広がる一冊でした。

この絵本は子供と一緒に世界の子供達の様子を簡単に見て行く事が出来る1冊だと思いました。簡単に見ながら「へえー、そうなんだぁー。」と驚きと簡単な知識を与えてくれる、そんな1冊です。

うちの子は父親が外国人と言う事も有り、もともと外国に興味が有る子なので興味深く見ていました。私自身も実際に住んだことのある国々の情報を見て、「あ、そうそう。こんな感じ。」とか「ちょっとこれは違うかも。。。」と言う点が幾つかありました。なので、この絵本に書かれている事だけがその国々の情報として正しいという事では無くて、この絵本に書かれている事そしてもちろんそれ以外の情報もその国々によってもちろん有りますよ。と言う感じで見て行けばいいのでは、と思いました。

でも、大まかに世界を見て行く絵本としては十分だと思いました。世界に目を向け、世界の子供達がどのような物を食べ、どのような感じで暮らしているのか等を知るいい機会を与えてくれる1冊だと思います。