「おばあちゃんのひなまつり」 大人が読んだ みんなの声

３月に、おひなさまの前で、梅の花の前で、読んで聞かせてあげたいおはなしでした。
ほっこりと心が温まります。

大人が読んでも、あたたかい甘酒を飲んだ後のように
優しい気持ちに包まれます。

おばあちゃんとおひなさまのお祝いを一緒にしてくれたのは、、、
いったい誰だったのでしょう・・・

わくわくと共に、自然と最後は笑顔になれました。

孫娘が怪我をして来られなくなり、思いがけず、一人で過ごすことになったひなまつりの日。せっかく作ったご馳走も一人で食べることに･･･。
だけどそんなとき、見知らぬ子供が一人、また一人やってきて･･･。見知らぬ子でしたが、おばあちゃんは嬉しくて、ご馳走を振る舞い、一緒に踊ったり･･･賑やかなひなまつりを過ごしました。
そのまま眠ってしまい、翌日気づいた、その子供たちの正体！？
なんとも不思議で夢のある、心温まるお話で、春の訪れを告げるひなまつりの季節に読むにはピッタリだと思いました。

おばあちゃんにとっては、雛人形も孫のような存在かもしれないと思って読みました。
来る予定だった孫娘が来ず、ぽっかりと浮かんだ時間に、やって来たのは、これからの思いではなくて、孫のような子どもたち。
きっとおばあちゃんは、生きてきた分だけ優しい人になっているんだろうな。
子どもに読み聞かせするのと、高齢者に読み聞かせするのでは空気感が違いそうな作品です。

今のこどもたちのおばあちゃんって
おばあちゃんとは呼んだら申し訳ないほど
若かったりします（＾＾ゞ
って、自分がその年代になってきてる！？

おばあちゃんって
生活力溢れているイメージがあります
なんでも出来て
思いやりややさしさもあって

でも・・・
なんとなく同居していないと
淋しさもあるのでは・・・と思ってしまいます

うちの息子は祖父母がいるのが当たり前
祖父母やその上のおっぴちゃんが
いらっしゃる家族が多い地域に育っているので
おばあちゃんがひとりーは想像出来ないかもしれません

せっかく楽しみに準備したのに・・・
おばあちゃんは、怒ったりしません
できたおばあちゃんです
だから、ですね、きっと！！

なんとなく想像出来る展開ですが
それもまたいいのでしょう

楽しいのは、いいです
いくつになっても
雛祭は、女の子の楽しいイベントで
あってほしいです

ひな祭りを過ごすおばあちゃんのお話です。

一人で寂しくひな祭りを過ごすことになってしまったおばあちゃんですが、見知らぬ子ども達が現れて賑やかなひな祭りを過ごすことができます。

いくつになってもひな祭りをお祝いしたい気持ちって変わらないんだろうなぁと思いました。
そして、こんな風にお雛様たちが一緒にお祝いしてくれるなんて素敵ですよね！
心温まるお話でした。

ぜひ、ひな祭りシーズンには読み聞かせてあげたい一冊です☆