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夏の庭 The Friends」 大人が読んだ みんなの声

夏の庭 The Friends 作:湯本 香樹実
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:2001年
ISBN:9784198613594
評価スコア 4.79
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みんなの声 総数 18
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  • めいいっぱい生きる

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    小学生最後の夏休みを、様々な体験をして過ごす少年たちのお話。
    一人暮らしのおじいさんとの出会いによって、この少年たちはこの夏を決して忘れられないものとします。

    最初のうちは演技の悪い話だなと、少々ひきぎみの私でした。
    おじいさんの「死」を見るために、少年たちは張り込みをするのですから。
    それでも次第に距離を縮めていく少年たちとおじいさんに、夢中になっていきました。

    元気になったおじいさんは、きっと少年たちに不思議な力を与えたもらったのでしょう。
    そしておじいさんもまた少年たちに多くのものを与えていきます。
    そんな中で一番教えたかったのは「めいいっぱい生きる」ということだったのかもしれません。

    少年たちの元気のよさ、けなげさ、一生懸命さが光るこの作品。
    寂しさを乗り越え、前向きに生きていこうとする少年たちの姿に、力をもらいました。

    投稿日:2009/05/26

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    4
  • 児童書だけじゃもったいない

    死を扱った絵本、児童書を探していて、
    「くまとやまねこ」の作家ということで
    娘にはまだ早いけど、購入してみたら・・・
    懐かしかったです。
    自分の子どもの時の記憶がよみがえったり、
    懐かしく、そしてさわやかで、
    最後励まされるような。

    10代、20代の頃に比べ、
    圧倒的に小説を読むことが少なくなって、
    また、気持ちの滅入る作品を読む気もおこらなくなっていたのですが
    この作品はなにより気持ちがいい!
    あ〜、ひさびさにいい本に出合えたなぁ〜。

    児童書でもいいんですが、
    もっといろんな人にも読んで欲しい!
    もったいないもん。

    娘にはもうちょっとしてからね。
    本棚の上の方に並べておきますね。

    投稿日:2010/02/21

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    1
  • 思春期の入り口にいる男子におすすめ☆

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子15歳、女の子13歳、女の子8歳

    先日「くまとやまねこ」を読んで、こちらも、この夏絶対読みたいと思っていた1冊です。

    想像以上によかったです!!!

    小学校最後の夏休み、「人が死ぬところを見てみたい」なんて不謹慎な好奇心から、一人暮らしの老人を見張ることを思いついた少年たち。
    コンビニのお弁当を食べ、こたつに入ってぼんやりテレビばかり見ていた老人が、みるみるうちに元気になっていく。
    そして、思春期の入り口にいる、さまざまな悩みをかかえた少年たちも、大きく成長していく。

    こんな友情もありだね♪
    読者の私たちが、すっかり魅せられたところで、突然の別れが・・・。

    甘酸っぱいような、ほろ苦いような、きっとこの時にしか感じられない感情を、たっぷり味あわせてくれる、朱玉の作品☆
    ぜひ、小学校高学年〜中学生の男子に読んでもらいたいです。

    投稿日:2009/08/01

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    1
  • 身近なようで

    人が死ぬということは身近なようで、最近では身近ではないですね。ニュースでは毎日死亡事件などが流れていますが、生きている世界ではあまりないように子どもはかんじているかもしれません、それだけお年寄りとの関係が薄くなっているのでしょう。おじいちゃん、おばあさん、そして近所のおばさん、おじさん、、、、。いらいらして、何も考えずに、しんじゃえ!なんて言ってしまう子どももいますが、実際は言葉でいっているだけで、死の本質は知りません。そして大人だって知りません。死というものは誰にでもあるものですが、それについて考えたり話したりする機会をなくさないよう、大人として、保護者として考えねばならないと思います。

    投稿日:2014/05/04

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  • この暑い夏、もう一つの夏休みを〜

    • みがさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子12歳

    子どもの学校で、「夏休みの読書」にオススメされていたので、読んでみました。
    まさに!夏休みにピッタリのお話でした。

    「人の死を見たい!」って…そんな気持ちで、弱っている老人を見張る?
    そこが、子どもの発想なのかもしれないけど(笑)
    そんな、夏休みの出来事が、ドキドキから、ほのぼのと、そして…

    読み終わった後には、きっと、もう一つの「夏休み」を過ごした気分を、あじわえる作品だと思います。

    投稿日:2013/07/28

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    • ヤキングさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    仲間の一人の祖母が死んだ。
    そこから死んだ人が見てみたい!という衝動に駆られた小学生がおじいさんを見張ることに。

    最初はいつ死ぬ、早く死ねと考えていたであろう少年たちが・・・
    以前は庭は荒れ放題、ごみも捨てずに悪臭を漂わせていたのに、少年たちをこき使い、環境が一変したおじいさんが・・・
    次第に心を通わせるように。

    核家族化が進み、身近にお年寄りがいない今の時代、少年たちは大人になっても、その年の夏のことはかけがえのない思い出として忘れることはないんだろうな。

    あまりにも有名な話ですが、確かに私もこの位の年の頃は、祖母がなくなって泣いてしまったという友人に「何で泣くの?」と聞いたり、
    死後の世界はどうなっているのか、浮遊霊としてこの世をさまよい続けるのか、天国に行くのか、それともまた生まれ変わって新たな人生を歩むのかなど、生や死と言うものに考えをめぐらせていました。
    そんな時にこの本にめぐり合えていたらな。

    投稿日:2012/08/18

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  • 思春期・人生観・死生観・家族のあり方・・・

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    素晴らしい!!
    まるで、映画を観ている感じでした

    思春期の入口作品をいろいろ読んでいて
    いつも感心してしまうのですが
    これもまた、すごい

    「死」の捉え方だけでなく
    個性的な仲間と
    相性の悪い同級生関わり
    おじいちゃん的な年代の方との関わり
    家族・・・
    将来の夢

    とにかくいろんなことで
    頭の中がこんがらがっている感じ

    以前・・・私達おばさん世代は
    家族の機能がしっかりしていて
    友人関連の問題とかも
    家族に相談して・・・みたいなことがあったけど
    今は、その基本の家族が崩壊しているんですね
    で、こどもはそれを機能修正しようともがいていたり
    するのです
    でも、家族内だけではなく
    こうやって、他人との関わりの中で
    いろんなことを気付かされていく・・・

    このおじいさん自体も
    彼らに出会わなければ
    充実した最期は迎えられなかったと思われます

    施設で暮らす弥生さん
    店仕舞いするという種屋の気品あるおばあさん
    怖い?おはなし上手のサッカーのコーチのおばあちゃん
    とにかく、魅力的な血縁のない年配者との関わりに
    感心しました

    出逢いによって
    気付き、変化し、成長すると
    家族も成長する
    いい方向にベクトルが向くんですね

    小学6年生の夏休みという
    ちょっとした短い期間に
    こんなに充実した経験したこの子達の
    成長を見守りたくなります

    作者のあとがきに
    また、感心
    ご自身のおじいさんが
    この作品に投影されているかのようです

    本当に素晴らしい作品でした
    いろいろな方に読んでいただきたいです

    投稿日:2011/10/28

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  • 最初の方は…

    • 将軍亭琴音さん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子11歳、女の子8歳、女の子6歳

    よく「夏休みのお薦め」で目にする本が
    たまたま図書館の書架で目に付いたので
    いっぺん読んでみるか、と手に取りました。

    最初の部分…おじいさんとの交流が始まるまでは
    はっきり言って…少し退屈でした。
    おじいさんとの交流が始まってからは
    グイグイと引き込まれて
    もう一気に読んでしまいました。
    気の滅入る「死」というテーマが
    さわやかに描かれていて、
    感動とともに元気が出ました。

    最後の部分の山下くん(だったかな、
    違ったらごめんなさい)の
    「もうお化けは怖くなくなった。
    お化けに知り合いができたんだから」
    というセリフが、お化けに知り合いのいる身として
    なんだか嬉しく感じました。

    投稿日:2011/07/07

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  • どうして生きているの、思春期に

    おもしろかった。
    あらすじを読んだ時点でラストどころか、過程もわかってしまったが、それでもおもしろかったと言える。

    過程は、思ったよりスッキリしておらず、おおよそ小学生が出遭う可能性のある「死」が全部盛り込まれており、ゴチャゴチャした感があり、登場人物の思いがくっきり描かれていなかったように思うが、作戦なのか力不足かはわからない。とにかく寝るのも忘れて一気に読んだ。

    「死」を考えるということは、「生」を考えることになるのだなぁ。「死」を受け入れると、「生」も自然に受け止められる。生きているのかどううことか理解できるのだなぁと思った。
    死を問うことは、生への執着でもあるのかな。死を問うことを、問われることを、恐れてはいけないのだなぁ。
    思春期の子どもはもちろん、思春期の子どもを持つ親御さんにも読んで欲しい。特に男の子のお父さん、おじいさん。
    男の子って、こんな風に扱うんだなぁと思ったので、お母さんにも。

    この本が秀逸だったのは、あくまでも人間の死であり、ペットや虫などでお茶を濁さなかったこと。

    投稿日:2011/05/28

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  • 死ぬとは?生きるとは?

    僕は小学6年生。いつも友達の山下と川辺と3人でつるんでいる。
    ある日、山下のおばあちゃんが死んだ。
    僕ら3人の頭に降って湧いた疑問--「死んだらどうなるんだろう?」 川辺が言うには町外れに生きる屍のようなおじいさんがいるそうだ。
    ぼくらの「おじいさんが死ぬ瞬間を見届ける」観察が始まった。
    でも僕らが見張りを続けるにつれて おじいさんは元気になっているような気がする。

    序盤は少年たちとおじいさんの見張りする側、見張られる側の合戦がコミカルに描かれ、とにかく笑いっぱなしです。
    だんだんと近しい間柄になり色々と話をしてゆくことで少年たちは逞しく成長してくるのです。
    それぞれに抱えた家庭問題などにも強く立ち向かえるようになります。
    そしておじいさんも少年たちに悪態をつきながら楽しそうなのが読んでいて心地よいのです。
    せつないエンディングではあるが 最後に山下君がつぶやく一言がずしんと胸に響きます。
    「死ぬ」とは「生きる」とは・・・子どもと老人の楽しいやりとりからしみじみと考えさせられる小説です。
    小学生などに是非読んで欲しいと思います。

    投稿日:2011/02/01

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