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なないろ山のひみつ」 7歳のお子さんに読んだ みんなの声

なないろ山のひみつ 作:征矢 かおる
絵:林 明子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:2002年10月25日
ISBN:9784834018905
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,469
みんなの声 総数 16
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7歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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6件見つかりました

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  • 読み応えがありました。

    征矢という名前と林明子さんの絵ということで選んだのですが、読み始めて征矢清さんの「やまぐにほいくえん」や「ゆうきのおにだいじ」の征矢さんの作品とは少し違う雰囲気を持った作品であることに気付きました。

    おばあちゃんの子守唄や山おんなであるおばあちゃんなどから、どちらかというと安房直子さんの「花豆が煮えたころ」に似たものを感じました。

    読み終わって、表紙をもう一度確認してみると、征矢清ではなく征矢かおるでした。

    なないろ山のふもとに住むさち。近くにおばあちゃんのうちがあり、さちはおばあちゃんの子守唄を聞いて育ちます。

    ある日、山に異変が起こりますが、おばあちゃんの体調が悪くなり、さちが代わって出かけます。

    さちが山に急ぐ場面にはスピード感がありましたし、ふくろうに捕らわれる場面ではドキドキしました。

    低学年向けの児童書ですが、さちが山を救おうと必死になるところ、おばあちゃんによる伝承の持つ力や、さち自身に備わった力の開花など、読み応えがありました。

    また、林明子さんの絵が話によくマッチしていて作品の世界を盛り上げていると思いました。

    投稿日:2009/01/08

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    1
  • はじめての幼年童話に

    林明子さんの絵が好きで読みましたが、ストーリーが期待していた以上に面白かったです。
    山のふもとに住んでいるさち。
    山に住んでいるおばあちゃん。
    ある日、山から不思議な光が出て、いつも元気なおばあちゃんが突然苦しみ出すという、衝撃的な始まりに、すっかり物語に引き込まれていきました。
    児童書ではありますが、話の内容は未就学児でも理解できるものでした。絵本から幼年童話にすすんでいく時期に読むのにぴったりかなと思います。

    投稿日:2021/01/03

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  • 素敵なファンタジー

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    コロナの影響で図書館で本を選ぶことができなくなり、
    図書館からお薦め本としてセットになったものを借りたのですが、
    その中に入っていたのがこの本でした。

    ゾロリなどの児童書は読みますが、
    この本は字も多く、絵も少なかったせいか、
    最初、1年生の息子は読むのをためらっていました。

    やることもないと、この本を手に取ると
    はまったようで、何度も読み直していました。

    林明子さんの絵が好きなので
    私も寝る前に子どもたちに読みましたが、
    小さい子向けにしては
    続きが気になる素敵なファンタジーで
    私も一緒にはまって一気に読んでしまいました。

    投稿日:2020/04/21

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  • 山の光をとじこめて

    山の光がたから石から逃げていくと、水がなくなったり体調を悪くしてしまいます。

    ある日、ふしぎな光が山をさまよって消えていくのをみつけた主人公の女の子は、じいさんギツネに協力して、たから石を抱いて子守歌を何度も歌います。

    倒れそうになりながらも、なんとかまた光を封じ込めることができます。

    山女の孫として生きていく姿が、きれいな絵とリンクしてとても良かったです。

    でも、読み聞かせするには長いかな。

    投稿日:2015/10/17

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  • さちになりきって

    聴いていた娘もさちになりきって、一生懸命でした。
    山の中を走ったり、だるまふくろうにおびえたり、
    じいさんぎつねに水を運んだりしている気持ちになって
    いたと思います。
    すごく緊張した分、最後にわかってもらって
    だるまふくろうが「ぼ」と言ったり、さるたちがきまりわるそうに
    もじもじしているところなど、大喜びで、後で、夫に
    詳しくその様子を話していました(あんまりにも詳しく一文字一句
    話すので「もうちょっと要約してよ」とまで言われるほどでした。笑)。
    さちのように、ここぞという時に力が発揮できるように
    一生懸命でいてほしいなと思いました。

    投稿日:2014/09/27

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  • 絵本から、童話への入り口

    なないろ山のひみつ、題名だけでもわくわくさせる本でした。
    1年生だった息子がもう何度もせがんで読まされました。
    おばあさんのうたを覚えてしまうほどです。

    林明子さんの温かい絵が情景をますます素敵に感じさせてくれます。
    絵本から、童話への入口をたたく子どもたち1〜2年生の子どもたちにママやパパの愛情いっぱいの声で、ぜひ読んでいただきたい絵本です。
    もちろん、大人もわくわくドキドキを一緒に味わえる1冊です。

    投稿日:2008/10/12

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