話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

オオカミグーのはずかしいひみつ」 8歳のお子さんに読んだ みんなの声

オオカミグーのはずかしいひみつ 作:きむら ゆういち
絵:みやにし たつや
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2008年04月
ISBN:9784494007967
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,249
みんなの声 総数 44
  • この絵本のレビューを書く

8歳のお子さんに読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

4件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 何度でも泣けちゃう

    • まりちゃまさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子5歳、女の子3歳

    初回は五才の娘に読みました。
    そのご、小学校2年生に読み聞かせをしました。
    どちらも、音読したのですが、どちらも同じところで泣きました。

    オオカミグーは、捨て子。拾って育ててくれたのがイタチの母さん。
    でも、それが原因でいじめられます。
    (なんだか、人間とどこかかぶるところがあるような気がして、
    それだけでぐっと来ます。)
    だからグーは、遠くの山で遊ぶのだけれど、お母さんは迎えに来ちゃう。ひどいことを言うグーです。
    (もし、娘が反抗期になったら、こんなこと言われたりする?と思うと悲しくなってきます。)
    グーは、ボスになっていきます。でも、よく思わないオオカミからやられてしまうのです。そこへ助けに入ったのがお母さん!
    お母さんは、やられてもやられても立ち上がるのです。
    (母の愛です!)
    グーの仲間がやってきて、いよいよクライマックス!
    倒れているお母さんに気づいて、グーは大きな声で「お母さん!」と呼びます。そこでお母さんは
    「初めてみんなの前でお母さんと呼んでくれたね。」と言って、目を閉じてしまうのです。「おかあさんーん!」と何度も叫ぶグー。
    (毎回号泣!こうして書いているだけでも泣けてきます。)

    この話を読み聞かせると、
    五才の娘は「ママ泣いてるの??」
    小2は、「うちのママも泣いてた!」「ちょっと目が熱くなる。」
    この本、子ども向けというより、母親が感動する本です。

    投稿日:2012/12/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • イタチのおかあさんはスゴイです!

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳

    親は無条件で、子どもを愛します。
    でも、そのありがたみを理解するには、子どもがずっと大きくなった後・・・

    子どもは皆、無邪気なころから思春期(反抗期)を通過して、
    大人になっていきます。
    誰もが通過する儀式なようなもの。

    一貫して変わらないのが親の愛。
    だから、子どもはどんな試練があっても乗り越えて大人になっていくんだろうな〜。

    おかあさんのイタチの愛情も、息子グーの気持ちも、
    両方とも理解できるのは、自分もそういう段階を経てきて、
    大人になり、子どもを儲けて親になったからでしょうね。
    ふたりの関係がよくわかるだけに、心にグググッとこみ上げてくるものがあります。

    だから、一番感動するのは、現在子育て中のお母さん方でしょう。
    でも、思春期のこどもたちにも、なにか心に響くものが残る絵本でもあると思うし・・・
    いろんな立場の多くの人たちに読んでもらえたらいいと思います。

    私も気になったのですが・・・
    作きむらゆういち VS 絵みやにしたつや
    の「VS」です。
    この絵本を作る段階において、おふた方がご苦労されたのでは?
    なんて、勝手な推測をしてしまいました・・・
    でも、そのお陰で素敵なえほんに仕上がっていると思います。

    投稿日:2009/05/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • お母さんの愛情、息子の世間体。

    • ちょし★さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳

    親は無条件で子供を愛するものですが、そのありがたみを幼い時には理解できないものです。それどころか、反抗期を迎えるころには、親の存在が疎ましく思えたりもするもの。

    そんな親子の関係を、イタチのお母さんとオオカミの息子という設定で、見事に表してくれている作品です。
    お母さんイタチの愛情も、息子 グーの気持も、両方とも理解できるだけに、切なくなります。

    きむらゆういちさんの他作品「あらしのよるに」ではヤギとオオカミ、この作品ではイタチとオオカミ・・・、異色の組み合わせが逆に、人の世の出来事に重なってくるのは不思議です。

    小さなお子さんから小中学校まで、幅広く読み聞かせに使用できると思いますが、一番感動してくれるのは多分、現在育児中のお母さんたちではないかなぁ・・なんて思いました。

    投稿日:2008/10/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • じーんときました

     宮西達也さん作・絵のティラノザウルスシリーズも子ども達に人気があります。やさしいお話で、大好きです。
     今回は木村裕一さん作でしたが、本当にじーんと来ました。誰にでも多かれ少なかれ母親に対してヤだなあ・・って気持ちになったことはあると思います。でもそう思われていても、母親って子どもを守りたいって思っていると思います。たとえ、子どもがもう自分より大きくなっていても、力も強くなっていても。そして子どもの方は成長して力の面で逆転している事に気付いて、なんとなく守ってやらなくては・・・と思うようです。時折我が子にも感じます、そういう優しさ。腹の立つこともまだまだありますが。そんなことをこの本で感じました。

    投稿日:2008/09/23

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「オオカミグーのはずかしいひみつ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / いないいないばあ / はらぺこあおむし / おつきさまこんばんは / パパ、お月さまとって! / 100万回生きたねこ / だるまさんが / そらまめくんのベッド

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

全ページためしよみ
年齢別絵本セット