初回は五才の娘に読みました。
そのご、小学校2年生に読み聞かせをしました。
どちらも、音読したのですが、どちらも同じところで泣きました。
オオカミグーは、捨て子。拾って育ててくれたのがイタチの母さん。
でも、それが原因でいじめられます。
(なんだか、人間とどこかかぶるところがあるような気がして、
それだけでぐっと来ます。)
だからグーは、遠くの山で遊ぶのだけれど、お母さんは迎えに来ちゃう。ひどいことを言うグーです。
(もし、娘が反抗期になったら、こんなこと言われたりする?と思うと悲しくなってきます。)
グーは、ボスになっていきます。でも、よく思わないオオカミからやられてしまうのです。そこへ助けに入ったのがお母さん!
お母さんは、やられてもやられても立ち上がるのです。
(母の愛です!)
グーの仲間がやってきて、いよいよクライマックス!
倒れているお母さんに気づいて、グーは大きな声で「お母さん!」と呼びます。そこでお母さんは
「初めてみんなの前でお母さんと呼んでくれたね。」と言って、目を閉じてしまうのです。「おかあさんーん!」と何度も叫ぶグー。
(毎回号泣!こうして書いているだけでも泣けてきます。)
この話を読み聞かせると、
五才の娘は「ママ泣いてるの??」
小2は、「うちのママも泣いてた!」「ちょっと目が熱くなる。」
この本、子ども向けというより、母親が感動する本です。