「おとうさん」 大人が読んだ みんなの声

表紙の色々なお父さんの絵が気に入ったのでこの絵本を選びました。お父さんの苦労の御蔭で美味しい御飯を毎日食べる事が出来る事に感謝の気持ちが湧く絵本でした。朝の通勤がいかに大変かという事もひしひしと伝わってきました。人の波にもまれても家族の為に頑張るお父さんの姿に感動しました。お父さんってやっぱり凄いなと思いました。字が無いのでストーリーを自分で作る楽しみもある絵本でした。

絵だけで文字が全くない絵本は初めてです。

お父さんを探していると、自然にことばが
出てきました。たとえば　家をでて　
子どもたちとバイバイしている場面では
きっと【いってらっしゃい】【バイバイ】
といってるかな？

何げない日常がきっちりと描かれていてすごいです。
文字が全くない分、読み手がことばが自然に
頭に浮かんでくるのは絵がそうしてくれているのだと
感じました。
ずいぶんむかしのの絵本ですが、すごい発想だったのだと
今更ながら感心してしています。

いいですね。写真なんかで見るよりも、リアルにこの時代の風景や音や時間が見えてきました。
最初にこの絵本が書かれたのが昭和59年で、その復刻版であることを知ってから読んだのでより、そう感じたのかもしれませんが、この絵本に登場する時代は私の小学生の頃。

その時代に電車に乗ってはいませんでしたが、父はこうして満員電車に揺られて家族のために仕事を頑張ってくれていました。そして、この絵本のように、新興住宅地がどんどんできてきた時期でした。

一ページ一ページ、文字はなくてもとても惹きつけられる絵本でした。
これでこそ！絵本ですね。

昭和５９年発行の復刊絵本なのですね。
確かに私が子供だった頃の昭和を感じさせる街並だったり人々だったりと懐かしさも感じました。
時代は流れたけれど，お父さん達は今日も一生懸命家族のために働いてくれます。
大人が読んでも，温かく幸せをかみしめたくなる絵本でした。
文章のないイラストのみが，またそれぞれの心にくるのかも知れません。
表紙のお父さんの似顔絵たちからして，心にくるものがあります。

字はありません。
ですが絵だけでもおとうさんがんばってるな、とおとうさんへの感謝の気持ちが改めてわいてきました。
毎日、一生懸命家族のため、自分のために働くおとうさんの姿。
おとうさんをさがす絵本なのですが、絵本の登場人物のおとうさんをさがして終わりというだけでなく、現実のお父さんのことを思い浮かべてしまうこと間違いなしだと思います。

昭和の時代の絵本です。
文章がなく、絵からは、働くお父さんの日常が見られました。
絵の中の黒電話に、時代を感じますねー。
もちろん、携帯電話は出てきませんよ。
時代の違いはあっても、満員電車は変わらないのだなと思いました。

私にとってはとても「ツボ」にはまった絵本でした
復刻版なんですね・・・
おとうさんが出勤の時に家から探し出してチェックしてたので、ずっと後を追う事が出来ましたよ
セリフが一言もないのに、絵本の中からは、電車の音や人々の交わす言葉が聞こえてくるようでした
都会の風景が懐かしい感じがしたのは私だけではないはず
携帯もパソコンも今ほど普及してない時代が懐かしいと思うような時なんですね

読み聞かせというよりも、親子で語り合いながら見ることをお勧めします

文章のない絵本です。

お父さんが仕事へ出かけてから帰宅するまでが、
1ページ1ページ、丁寧なイラストで描かれています。

私は子どもの頃に、よく 父の仕事に着いて回っていました。
働いている父を見て、すごいなあと尊敬したり、誇らしく思ったり。

けれども、お父さんが働いている姿を見る機会って、
ふつうはなかなかありませんよね。

この絵本を開いて、家族のために頑張っているお父さんたちの姿を見てもらいたいです。

最後のページで、女の子がお父さんにプレゼントをしています。
「あれ？誕生日なのかなあ」と思ったら・・・。
少し前のページに、その答えが書かれていました！

頑張っているお父さんに、感謝したくなるような絵本です。

子どもの頃、ウォーリーを探せ！が流行り、かなりハマりましたが、
こちらの絵本は更に緻密に書き込まれているような気がします。

全ページ立ち読みで拝見しましたが、
文字のない絵本であると知っていたものの、
開いた時の「えっ！こんなに細かい中から探すの！？」という衝撃、
圧巻でした！

確かに昭和の雰囲気はありますが、復刊するのも頷ける面白さです。

すごく緻密な絵です。
さっと見ただけではこの楽しさはわかりません。
ぜひ手にとって細かい部分を見て楽しんで欲しいです。
いろんなお父さんがいて、いろんな仕事があって
いろんな表情をしていて。
お父さん以外にも人の様子や表情を見つけるのが楽しい。

我が家は自営業なので、このなかのお父さんって
ピンと来ないと思いますが、
大きくなったら一緒に読みたいと思いました。