シリーズあほうどりの時も、へんなねこの時も、ぶたの時も、
失敗ばかりのねこたちですが、今回は逆転の発想で見事脱出成功!
あっぱれ!です。
「ダメ!」って言われることをするのが好きなお年頃の息子。
そのくせ絵本をみながらねこたちの行動を「だめだよね〜」と、
注意している姿がおかしくて笑えます。
とらねこたいしょうみたいに、最初は反対しながらも、
流されてみんなと同じことをしてしまう。
みんながいれば、大きな気持ちになって、
ちょっと悪いことでもできてしまう。
これ、小学生になってもいや高校生になっても、
きっと心に響くいい作品だなぁと思います。
ウヒアハ〜ウヒアハ〜もいい味出してますね。
でも、最後にちゃんと脱出できたのも、みんながいればこそ。
11ぴきで力を合わせて知恵を出し合い、
失敗を経験にするあたりがとても胸に響きます。
息子が2歳の時に初めて図書館でこのシリーズと出会い、
すっかりはまったので、絵本ナビさんで購入し、
3歳のお誕生日にシリーズ6冊をプレゼントしてあげました。
ぬいぐるみと一緒に。
この絵本シリーズは、11ぴきのねこたちのしたたかさが、
とってもよく出ていて、ぷぷっと笑ってしまいます。
でも憎めないのは、人間臭いからですよね。