ロングセラー
ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

  • びっくり
  • 役立つ

ちいさなろば」 4歳のお子さんに読んだ みんなの声

ちいさなろば 作:ルース・エインズワース
絵:酒井 信義
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2002年11月
ISBN:9784834018936
評価スコア 4.74
評価ランキング 1,084
みんなの声 総数 45
  • この絵本のレビューを書く

4歳のお子さんに読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

7件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • クリスマスの奇跡

    クリスマス絵本の中で、「くろうまブランキー」のお話が特に好きな娘のために、ずっと読みたいと思っていた1冊でした。娘は、動物好きなことに加え、エインズワースの作品も、「こすずめのぼうけん」や「しおちゃんとこしょうちゃん」など、お気に入りのものが多いので、このお話なら文句なしに娘の好みにぴったりだろうな、と想像はしていましたが、娘に読む前に、私のほうが感動して、涙がじわじわと潤んできてしまいました。ちいさなろばの目が、本当に澄んでいて、やさしく、お話も夢があって、温かく、ページをめくるごとに、自分自身の心もクリスマスの奇跡に包まれていくようです。

    娘は、ちいさなろばが、囲いの中をひとりぼっちで走っている絵を見て、「ろばさんに、食べさせてあげる人はいないの? 死んじゃうよ。」と心配そうにしていましたが、クリスマスの奇跡の物語が始まると、ろばと同じように、純真な瞳を輝かせ、「わぁ!」と小さな驚きの声を何度も発していました。足を痛めたトナカイが、ろばのほうを向いている絵を見たときには、「ろばさん、ほんとに大丈夫かなあ?、お空を飛べるのかなあ?って言ってるんじゃない?」と、笑っていましたが、いよいよろばがそりにつながれ、夜空へと飛んでいくと、もう完全にろばと一体となって、空を駆け抜けているかのようでした。そして迎えるラストシーン・・・ちいさなろば以上にうれしそうな笑顔を見せてくれた娘でした。

    サンタさんが子どもたちの靴下に入れてくれるプレゼントの中身も素敵ですね。「絵本・大草原の小さな家」シリーズの「おおきなもりのクリスマス」という本の中にも、クリスマスの朝の風景が描かれていますが、質素で、慎ましやかな、古きよき時代が偲ばれ、心が温まります。本当のよさというのは、小さな子どもにも、まっすぐに伝わるものなのだなあ、と思いました。

    投稿日:2008/08/29

    参考になりました
    感謝
    2
  • サンタさんのお手伝い

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    サンタさんを知らないちいさなろばが人間の女の子たちにサンタさんのことを教えてもらいます。その夜、トナカイのあしが痛いから代わりをしてくれないか、とサンタさんに頼まれたちいさなろば。
    最後にはちいさなろばの願いもしっかり叶い、クリスマスってやっぱりいいなーと思う良い作品でした。
    子供はサンタさんがやはり大好き!「サンタさんのお手伝いがしたい」と娘がよく言います。分かるなー。
    私はちいさなろばの願いが叶うところが好きです。

    投稿日:2015/10/20

    参考になりました
    感謝
    1
  • ただひたすら、ゆっくりと読みたい

    キラキラと華やかで賑やかなものが多いクリスマス絵本の中で、
    この本は、静かにお話が進みます。

    クリスマスを知らなかったろばが、
    サンタと出会って、お手伝いをして、
    素敵なクリスマスプレゼントを手に入れるというもの。
    最後に、ろばにクリスマスの存在を教えたふたりの女の子のやさしさも感じることができて温かい気持ちになります。

    ただひたすら、ゆっくり読みたい絵本です。

    投稿日:2011/12/04

    参考になりました
    感謝
    1
  • 聖夜

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳

    この絵本は自分がこどものころ大好きだった一冊。
    3本の指に入るくらい。
    表紙はえんじ色のおさえた感じ。
    中は水彩の優しい色合いにかわいらしいロバの絵。
    そしてちょっとさみしげな目。
    イメージどおり優しそうなサンタクロース。
    いまにも聖夜の空にシャンシャンと鈴の音が聞えてきそう。

    ひとりぼっちで寂しいロバは聖夜にサンタクロースさんのお手伝いをすることになります。
    そしてそのお礼のプレゼントは・・白いきれいなロバでした。
    ロバは雪のように真っ白なロバ「雪の女王」と駆け回ります。
    お友達ができたことで、世界はうす曇から晴天の空に変わったように
    明るく、楽しくなったみたい。
    何よりも嬉しいプレゼント。

    4歳の息子にも、イブの夜に読みました。
    神妙な顔をして、サンタがプレゼントを配るのを見ていました。
    そのままクリスマスの夢が見られそうです・・。

    投稿日:2009/12/25

    参考になりました
    感謝
    1
  • 素敵なクリスマス絵本

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    題名からは分かりませんでしたが、クリスマスのおはなしです。
    小さなろばにはお友達がいません。女の子からサンタさんの話を聞いて、自分のところにもサンタさんが来るといいなぁと思います。
    するとその夜、トナカイに引かれたサンタさんがやってきて、足を痛めたトナカイに代わってサンタさんのお手伝いをすることに。
    立派に役目を果たしたろばにはサンタさんから素敵なプレゼントが・・・。
    淡いトーンの美しい絵、夢のある優しいおはなし、石井桃子さんのすばらしい訳、と三拍子揃った素敵な絵本でした。
    静かな雰囲気の大人っぽい絵本ですが、4歳の娘もとても気に入って毎晩読んでいます。

    投稿日:2009/11/27

    参考になりました
    感謝
    1
  • クリスマス当日に読みたい

    一見、クリスマス絵本とは思えない表紙ですが、とても心が温まる素敵な絵本でした。

    女の子たちに話を聞くまで、クリスマスもサンタの存在も知らなかったロバが、なんとそのサンタさんのお手伝いをすることに。
    プレゼントをもらえる、もらえないは関係なしに、喜んで手伝いをするロバのキレイな心・・・
    本当のクリスマスを味わった感じがします。

    クリスマス前に読むのもいいけれど、イブ当日子供たちと読みたい、そんな絵本です。

    最後ロバはとっても素敵なプレゼントをもらうんですよ。

    投稿日:2009/11/14

    参考になりました
    感謝
    1
  • ずっと大切に

    • みぽみぽさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 女の子13歳、女の子9歳、女の子4歳

    さびしい表情のろば。
    昼も夜もいつもひとりぼっち。
    雪の中ひとりぼっちでたたずんでいるろばをみて、娘は
     「ちょっと 待って。」
    と言い、ゆっくり優しく何度もなでていました。

    そんなろばがクリスマスの夜、足を痛めたトナカイの代わりにサンタさんのお手伝いをします。

    もう雪はやんでいます。

    サンタさんは その子が一番ほしがっているものをくれるのだそうです。

    やさしい 静かで温かい空気が絵本をめくるたびに広がっていきます。
    娘の表情も やさしくなってきます。

    そして、ろばにサンタさんがくれたプレゼントは・・・


    娘がほっとしたようにふうと息をついたこと。そしてニッコリ笑ったこと。

    この絵本を読んでよかったなぁぁと思った母でした。
    クリスマス絵本の中で、やはり大切にずっと読んでいきたい絵本だと思います。

    投稿日:2008/12/09

    参考になりました
    感謝
    1

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「ちいさなろば」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / くだもの / はらぺこあおむし / おつきさまこんばんは / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / ぐりとぐら / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



えほん新定番 from 好書好日さこももみさん

みんなの声(45人)

絵本の評価(4.74)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット