新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

話題
移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

  • 泣ける
  • 学べる

りんごのおじさん」 10歳のお子さんに読んだ みんなの声

りんごのおじさん 作:竹下 文子
絵:鈴木 まもる
出版社:ハッピーオウル社
税込価格:\1,650
発行日:2008年07月
ISBN:9784902528282
評価スコア 4.8
評価ランキング 354
みんなの声 総数 24
  • この絵本のレビューを書く

10歳のお子さんに読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 本当の話だから、事実として考えてみよう

    無農薬、無堆肥でリンゴ栽培を成功させた木村秋則さん。
    テレビで見たり、『リンゴが教えてくれたこと』、『奇跡のリンゴ』等を読んだりして知っていたのですが、この絵本を実話として受け取るには、正直言うとあっさりしすぎているようにも思いました。
    鈴木まもるさんの絵もほのぼのとしていて、木村さんの苦労があまり感じられないようにも思いました。
    でも、本当に並々ならぬ苦労をした木村さんは、苦しかったことを多く語るよりも、無農薬、無堆肥でリンゴ栽培を成功させたこと、自分でその道を切り開いてきたことの喜びを伝えたくて、優しい笑顔でつらさはあまり語られない方のようです。
    絵に描かれている木村さんは、そんな本人がそのまま絵になったように思いました。
    鈴木まもるさんは、木村さんのやさしさと素朴な人間性を描きたかったんだと得心しました。
    文章には、木村さんの苦労が淡々と、かつあっさりと描かれています。
    だからこそ、この絵本を読みながら、絵本の裏側にあるこの人の苦労の大変な部分を伝えなければいけないと感じた一冊です。
    何年もかけて、失敗を重ねて、困難に打ち勝ったからこそ語れる言葉が、ちりばめられているように思います。
    だから、ちょっとやそっとの失敗でへこたれるな。
    ちょっと努力しただけであきらめるな。
    絵本の中の木村さんは、やさしくそう語っているように思います。

    投稿日:2012/02/01

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「りんごのおじさん」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

もこ もこもこ / よるくま / きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / はらぺこあおむし / いないいないばあ / ぐりとぐら / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(24人)

絵本の評価(4.8)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット