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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ひつじのメェーリンダ」 大人が読んだ みんなの声

ひつじのメェーリンダ 作:マヌエラ・サルヴィ
絵:ルーシー・ムレロヴァ
訳:鈴木 敦子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2008年09月
ISBN:9784265810420
評価スコア 3.9
評価ランキング 44,542
みんなの声 総数 9
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  • 表紙を見ただけでうっとり

    背景の濃いワイン色といい主人公のふさふさした白い毛なみと言いとても素敵でうっとりとしてしまいました。それにもまして主人公の前向きな性格はとても魅力的でした。誰に何と言われようとも自分を信じて行動する主人公は潔くてかっこ良かったです。それが型通りでなかったとしても周りの人をも自分の幸せの中に巻き込んでさらに幸せにしてしまう主人公は素晴らしいと思いました。すべての絵が息をのむような美しさでじっくりと眺めていたくなる絵でした。他の作品も是非読んでみたいです。

    投稿日:2008/10/25

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  • 進路に悩んでいるとき、いかがですか?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子19歳、女の子14歳

    ひつじ年なので、ひつじの本を探していて見つけました。
    作者はイタリア生まれの絵本作家で、作者紹介を読むとその経歴がすごいです。ピエロ(これはボランティアでやっていたらしいです)、写真家、作家、情報サイトの編集長。
    多彩な方のようです。グラフィックアートも勉強されたようですが、この本ではイラストは別の方が描いていました。

    お国柄ですかね〜、全体にのんびりした雰囲気が感じられるのですが、主人公のひつじ「メェーリンダ」にしっかりとした“自分”があるのがすごいなと、思いました。

    イラストのルーシー・ミュレロヴァさんの絵も素晴らしく、ひつじたちの毛のもこもこ感や後半に登場するたくさんの鳥たちの羽の色彩といい、目を楽しませてくれます。

    この作品は何かをしたいと考えている時、背中を押してくれそうなお話です。
    進路に悩んでいる子どもたちがいたら渡してあげたいなぁ。

    投稿日:2015/02/08

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  • 空に飛んでいったメェーリンダがどうなったのか?
    いきなり終わってしまったので、何だか落ち着きどころを失なったかんのある物語。
    リンゴの木の上で、リンゴがなくなってしまったり、毛が枝に絡まってしまったらさぞや大変だと思うのですが、メェーリンダの行き方が、あまりしっくりしません。
    藁でできた(?)馬だとか、メェーリンダのバックに入った道具だとか、物語に絡まない小道具が、妙に気にかかりました。

    投稿日:2015/01/10

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  • 憧れ

    憧れは持ちたいと思いました。いつか現実になる日が訪れると確信できたような気持ちになれました。今の生活を抜け出す勇気はない私ですが、夢や憧れは持ちたいと思いました。新しい環境の中で慣れるのは本人はもとより仲間からの受け入れも時間がかかるように思いました。空に浮かぶひつじ雲の元へと無事に到着して夢を果たしたと思うのですが、鳥たちの荷馬車を曳く欄外の場面がとても気になった私です。この結果をどう受け止めていいのかいつまでも心に残った絵本でした。

    投稿日:2011/07/18

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  • ちょっと違う視点です。

    平凡な日常に飽き飽きして、
    外の世界へ踏み出したメェーリンダだけど、
    お話の途中、我が強くて鳥達の木を勝手に一人締めしてしまい
    鳥達に嫌われてしまった、という印象もありました。

    もちろん本人は悪気があってしているわけではないので、
    そんなわがままを出して一時は嫌われることがあっても、
    ときには我を出すことも必要なのですよね〜

    結局鳥達からも受け入れられ、
    生きていくためにみんなで協力し合って助け合っていくことが
    必要なのだということも考えさせられました。

    だけど、最後、
    そのまま親たちにも会えずに
    あの世へ旅だってしまったと解釈したので、
    やっぱり一人住み慣れた群れから出ていくのには
    それなりの覚悟が必要なのだということと、
    中にいては気づかない、安定の場の良さも
    忘れないようにしないといけないなと思いました。

    好き勝手やってると帰る場所がなくなるという怖さも
    教えてもらえるような気がします。

    広い世界を見て、自由を手にいれた本人は
    それでもよかったのかもしれませんがね 笑

    とはいえ、やっぱり外に出る勇気もとっても大切なこと。
    なんだか複雑な気分にさせられた物語でした。

    投稿日:2010/03/02

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  • 新天地をめざそう

    新しい世界を夢見、不安を抑えて今いる群れを飛び出していく勇気や行動力、新しい場所で共存し受け入れられていく過程は素晴らしいのですが、私的にラストが、あれでは昇天してしまったみたいで^^;
    テーマはよく伝わってきたのですが。

    絵なんか雑貨調でかわいらしいと思うのですが、娘はとうとう一緒に聞いてくれず。一人で読みました。
    内容は子供社会でも充分通じるものですが、どちらかというと新社会人や転職組などの心に届くのではないでしょうか。

    投稿日:2009/03/23

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  • 大人の絵本という趣です。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子15歳、男の子11歳

    絶対に無理だと思われるような夢でも
    そうなりたいと思い続ける心があれば
    叶う時がくるかもしれないと思わせてくれるお話でした。
    夢を諦め、
    そして忘れたふりをして過ごしているような人が読んだら
    ハッとさせられそうです。
    一日中、いえいえ一年中 
    草を食むだけの暮らしを続けるひつじの群れから
    人間の暮らしぶりを連想し 私自身に
    「ほんとにこのままでいいの?」という
    問いかけをされているようにも感じました。
    大人向けの絵本なのかもしれません。
    また 見返しや扉の雰囲気から 
    メェーリンダは 仲間と一緒に旅をしている
    不思議なマリオネット…そんなふうに見えます。
    これは何か意味があるのかな…と考えると
    上手く言葉に出来ないのですが
    メェーリンダはただのひつじではなくて
    もしかしたら気づきをもたらす為に
    天から降りてきた天使のような設定なのかな
    …なんて思えてきたりもしました。
    つい深読みしてしまった絵本です。

    投稿日:2008/12/18

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