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ゆきのまちかどに」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

ゆきのまちかどに 作:ケイト・ディカミロ
絵:バグラム・イバトゥリーン
訳:もりやま みやこ
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:2008年10月
ISBN:9784591103951
評価スコア 4.55
評価ランキング 5,854
みんなの声 総数 10
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5歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 心の琴線に触れる奇跡の絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    表紙の重厚な絵に魅せられて読みました。
    絵を描いたバグラム・イバトーリンの他の作品は、「カラス笛を吹いた日」「おとうさんの庭」が邦訳されています。

    2007年のアメリカの作品。
    時代背景は、町並みや車からすると古き良きアメリカ辺り。
    クリスマスが近づいた夕暮れ時、主人公のフランシスがアパートメントの下に、オルガン弾きとサルを見つけます。
    フランシスは、それがとても気になり、ママに尋ねます。
    「あのひとたちは、よるは どこかへかえるの?」
    ママは答えます。
    「そんなこと おかあさんにもわからないわ。
    でも、どこかへかえっていくでしょう。
    みんな どこかへ かえるんだから」
    腑に落ちないフランシスは、さらに質問を投げるのですが、ママは取り合ってくれません。
    そんなフランシスは、オルガン弾きとサルが、その夜どうしているのか気になって、真夜中まで起きていて、路地に寝ているのを目にするのです。

    次の朝のママとの会話も、オルガン弾きとサルのことで始まるのですが、その日は教会でのフランシスの舞台発表の日ですから、ママは全く取り合いません。
    教会へ向かう時、フランシスは、サルのカップにコインを入れ、オルガン弾きに教会の舞台にきてねと告げるのです。

    フランシスとママが好対照。
    もちろん、ママの取る行為は現実的であり、ごく当たり前のもの。
    でも、フランシスの優しい心を理解してあげることは、必要ではないのかと思います。
    我が身を振り返っても、子供が知りたいことに真摯に対峙したかと言うと出来ておらず、考えさせられてしまいました。

    最後、フランシスは、舞台に立ちますが、セリフが出てこないのです。
    その時、後ろの扉が開き、オルガン弾きとサルが入ってきて、フランシスは大きな声でセリフを発することができたのです。
    その時の、フランシスの喜びに満ちた顔は、題名の「Great Joy」と呼ぶに相応しいもの。
    また、戸が開いた瞬間に、後ろを振り返った観客が一人いるのですが、それがママなのです。
    舞台が終わっての懇親の席では、オルガン弾きとママが歓談している姿が印象的であり、心の琴線に触れるシーンでした。

    ごく短い時間の出来事のお話ですが、色々と考えさせられることの多い絵本です。
    クリスマスに相応しい慈悲深い話であるとともに、親子の在り方も諭してくれます。
    ストーリーも良いし、何よりも所々金に縁取られた絵は、その一枚がまるで絵画のようであり、見るものを惹き付けること間違いありません。

    幼稚園の頃に読み聞かせると、とても良い絵本としてオススメします。

    投稿日:2011/07/23

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