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さっちゃんのまほうのて」 7歳のお子さんに読んだ みんなの声

さっちゃんのまほうのて 作・絵:たばた せいいち
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1985年10月
ISBN:9784033304106
評価スコア 4.89
評価ランキング 12
みんなの声 総数 181
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7歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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15件見つかりました

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  • 是非読んでください。

    少しずつ、世界が広がり始め、人と違う事に対して敏感になってきた娘に、障害を持った方の事を知ってもらいたくて、この本を読んで聞かせました。
    当時、娘は「手に指がない」という事を想像することができなかったようです。ただ、指がないのは、お母さんのお腹の中で怪我をしたからなんだ…という、その理由は素直に受け入れられたようでした。

    読み聞かせは大変でした。読み手の私が、涙なしでは読めないからです。今でも駄目です。さっちゃんが涙ながらに「さっちゃんの手には、どうして指がないの。さっちゃんの手、小学生になったら普通の手になるの?」と聞き、お母さんも胸がいっぱいになりながら、正直に、さっちゃんの手は、小学生になってもそのままだと伝える場面は、何度読んでも胸が痛くなり、涙になってしまいます。

    でも、決して、同情や哀れみだけを誘う本ではありません。友達の言葉や現実に傷ついたさっちゃんが立ち直る姿、ありのままを受け入れ、それを乗り越え、生きていって欲しいと願う両親の愛と支え、さっちゃんを取り巻く子供達の心の変化など、読み終わった時に、読者に元気と希望を与えてくれる、素晴らしい本です。

    是非、子供達に読んであげて欲しいです。そして、大人も読んで欲しいです。この一冊を読んであげる事で、子供は障害という個性を素直に受け入れることができると思います。そして、この一冊を読む事で、大人は障害を持った子供とどう向き合うのか、そして大人は何ができるのか、何をすべきなのかを、深く考えられると思います。

    投稿日:2010/10/06

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  • どんな子でも大切なママの子

    先天性四肢障害児のさっちゃんのお話
    私はこの本を小学校低学年のお友達に読み聞かせました。
    生まれついて手の指がない『さっちゃん』
    幼稚園のおままごとでお友達に
    「さっチャンはお母さんにはなれないよ!だって手のないお母さんなんてヘンだもん!」といわれ深く傷つきます。
    涙をいっぱいためてママに「どうして指がないの!?小学生になったら生えてくるの?」とうったえる。意を決したお母さんが本当のことを伝え、自分がみんなと同じになれないと悲しみます。
    そして生まれてきた自分の兄弟にはきれいな指が・・・
    帰り道お父さんに不安だった事を尋ねます。
    「さっちゃんはおかあさんになれる?指がなくてもおかあさんになれる?」
    お父さんはそんなさっちゃんをみていいました
    「さちこと手をつないでいるととっても不思議な力がやってきてお父さんの体がいっぱいになるんだ。さちこの手はまるで魔法の手だね」

    読んだ後に私は子供たちにこう伝えました

    ナニカがみんなと違う人たちがいます。でも、それをオカシイとおもってはいけません。かわいそうとおもってはいけません。
    それよりも、足りないなら助けてあげられるやさしいこになってください・・・と。

    投稿日:2015/05/28

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  • 名作です!

    自分の子どもが五体満足で生まれてきてくれたことに改めて感謝の気持ちが湧いてくるお話でした。同時に、何らかの障害を持って生まれてきたお子さんの幸せを祈りたくなるお話でした。難しい問題を率直に、真摯に扱った名作だと思います。

    投稿日:2024/03/21

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  • お父さんの言葉

    障がいを抱えて生まれてきた悲しみや憤りは本人にしか分からないと思いますが、まわりの人がどれだけ寄り添い、気持ちを理解してあげられるか、私も思うところがあり反省すべき点がいくつかありました。
    さっちゃんは、とても優しい人たちに囲まれてすくすくと大きくなっていますが、そんな子たちばかりじゃないと思うと胸が痛みます。お父さんのように気持ちに寄り添ってあげながらも、何気なく「たいしたことないよ」「特別なことじゃないよ」って誰もが言える差別のない世の中になるといいなと思います。

    投稿日:2022/10/26

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  • 胸ぎゅっとしめつめられる

    • タケえさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子7歳、男の子5歳

    子供は、素直な分、悪気なく傷つけてしまうことが多々あると思います。
    その言う側の子供、言われる側の子供、そしてその親、すべての感情が理解できるが上に、切なくなります。
    私個人としては、何度読んでも大号泣してしまい、そのたび子供がおどろくため、読み聞かせになりませんので、要注意です・・・

    投稿日:2020/06/05

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  • 何かを感じてもらえたら

    • ともっちーさん
    • 40代
    • ママ
    • 佐賀県
    • 女の子7歳、男の子3歳

    娘の学校に義足の子がいるらしく、「何であの子は足がないの?」と質問されました。

    障がいについて私なりに説明はしたものの、うまく伝わったかどうか自信がありませんでした。

    そんな時この本の存在を知り、図書館で借りて来ました。
    事前にある程度の内容は知っていましたが、それでも涙なしでは読めない本でした。

    何も説明はせず、置いておいたら娘が読んでいました。

    読んでも、娘は何も言わず。
    ただ、しばらくしたら何度か読み返していました。
    一度読んでそれっきりの本も多い中、この本はそうではなかったようです。

    いつもなら、読んだ本について感想を聞いたりするのですがこの本ではそれはしませんでした。
    私の貧相な言葉で説明するより、本を読んで娘なりに考えて欲しいと思える本だったからです。

    娘が実際どう思ったのかは不明ですが、何かを感じてもらえていたらいいなと思います。

    投稿日:2015/03/25

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  • より多くの方に読んで欲しい

    いろんな人の思いが痛いほどに伝わってくる、すばらしい絵本でした。

    手の指がないという障害をもつ“さっちゃん”。
    障害に直面した時の衝撃・悲しさ・辛さ。

    さっちゃんに障害の現実を伝えつつ、必死に励ますご両親。
    戸惑いつつも、自分はどうすればいいのかを考えていく友達。
    さっちゃんの悲しみを受け止めながら、声を掛け、導こうとする先生。

    そこには大切な“さっちゃん”を思う、必死の「心」が見えます。
    さっちゃんの「心」と周りの人の「心」が深く触れ合えたからこそ、さっちゃんは強く踏み出せたんじゃないかと思いました。
    「心」は見えませんが、そう感じさせる絵本でした。

    読み聞かせながら涙をこらえることができなかった私。
    息子も言葉にはしませんが、とても感動したようで、後日もう一度自分でじっくりと読み返していました。
    「障害」をテーマにした絵本は初めてでしたが、息子も「心」で真っ直ぐに受け止めてくれたように思います。

    この絵本の制作に尽力された、先天性四肢障害児父母の会のみなさんの願いを思うと、また胸が詰まります。
    より多くの方の手に、この絵本が届けばと願います。

    5歳頃〜オススメします。

    投稿日:2011/03/28

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  • 是非読み聞かせしたい本

    • ゆたこひさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、女の子1歳

    子供に読み聞かせる前に、一度一人で読んでみました。
    なぜ自分には、みんなと同じような手がないのか?という質問に答えるお母さんとの場面は、とても心がグッとなりました。大人にはとても考えさせられる本だと思います。
    でもきっと子供はもっと違うとらえ方をしているんですね。
    息子に読み聞かせると、自分の手を見て、『さっちゃんの手はここからないの?』とか、最後にお友達がくれたハートのチョコレートが、さっちゃんの枕元にあるのを見て『まだ食べてないんだ〜』などなど、とても自然に絵本を受け入れている様子でした。でもきっとこのタイミングでこのようなお話に触れていく事が必要なことなのかもしれませんね。

    投稿日:2009/11/26

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  • 何歳になっても

    私が小さい頃に読んでもらったことのある絵本の1冊です。
    なのでいつか私も子供に・・・と思っていました。
    ただ内容を思うと、小学生くらいになってからの方がいいのではと思い、ずっと保管していた絵本です。
    ですが、息子の通っていた保育園にもこの本があるらしく、
    いざ息子に読んでみると、息子はお話の内容もしっかり覚えていました。
    保育園時代にこういった絵本を読んでもらい、しっかり内容も覚えている息子に少し驚きでした。
    小さいうちでも響くものは響くのだなあ…と。

    この絵本、何度読んでも節々に考えさせられる場面があります。
    母になってからは、やはりさっちゃんに障害のことを伝える母としての苦しみを思うと、ご両親にとってもどんなにつらいことなのか…
    と思いますし、
    親としては、子供の無垢さが時には残酷。でもそのことを子供に嗜むようにいうべきなのか…とも。
    いくつになってもこの絵本は心に響くものがあります。

    投稿日:2008/11/11

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  • 正直さにギョ

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子2歳

    娘が3歳の時に、車いすのおばあさんとエレベーターに乗り合わせました。
    娘は車いすを指さして、「あんなのに座って、いいなあ〜」と言ったのです。
    出かけて疲れていた時だったので、楽そうに見えたのでしょうか。
    それとも、楽しそうな乗り物に見えたのでしょうか。
    そのあまりに正直な感想にギョッとするやら、冷や汗が出るやら。

    この絵本の中に出てくる子たちも、「なんてコトを言うんだ」と思ってしまうけど、
    別にいじわるしようとかじゃなく、自分の中のお母さん像があって、そこから
    素直に出た言葉だと思います。でも、それはもちろんさっちゃんを傷つける
    言葉。言わないにこしたことはありませんが、そのことを一緒に考えて、
    理解を深めることも大事なんですよね。

    この絵本を読んだ娘は、お友だちにさっちゃんのような子がいたら、どうしたら
    いいか、と心配なようでした。「一緒に遊んでいる従兄弟だって、さっちゃんと
    同じようにお腹の中でケガをして片方の目が義眼なんだよ。その分、ちょっと
    気をつけなきゃいけないことはあるけど、一緒に遊んで、けんかして、
    他のお友だちと何も変わらないよ」と言うと、安心したようでした。

    最初は表紙の絵に、ついつい尻込みして読むのをためらっていた私ですが、
    今は、読んでよかったと本当に思います。

    投稿日:2008/06/28

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