新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

  • かわいい
  • 学べる

ヘンリー・ブラウンの誕生日」 12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声

ヘンリー・ブラウンの誕生日 作:エレン・レヴァイン
絵:カディール・ネルソン
訳:千葉 茂樹
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:2008年12月
ISBN:9784790251941
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,564
みんなの声 総数 15
  • この絵本のレビューを書く

12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 奴隷という生き方

    • ちょてぃさん
    • 40代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子14歳、女の子10歳

    中学校の朝の読み聞かせ会で、読み聞かせしました。
    皆、真剣にきいてくれました。

    奴隷という生き方が今の平和な日本に暮らす私達には、想像もつかないことですし、日常的に考えることもないので、そんな人種差別が行われていたこと、そして、その制度から自由を手に入れるために勇敢に立ち向かった人がいることを知ることができる本でした。

    投稿日:2016/02/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 人が物であった時代、わかるかな。

    奴隷とはどういったものだったのか、切実に訴える絵本。
    短い絵本の中にとても大きなドラマがあります。しかも絵本の絵の断片のなかに、スケールの大きな映像があります。

    ヘンリー・ブラウンには、誕生日がなかった。奴隷には、生い立ちの記録などない。
    奴隷は物と同じように売り買いされる。自分の意志など相手にしてもらえない。
    奴隷は道具としてこき使われる。家畜同然の扱い。
    同じ境遇のナンシーと知り合い、つかの間の家庭生活。それも、金に困ったナンシーの主人が売り飛ばしてしまう。
    家族が実は家族扱いされていない。奴隷は家畜? ヘンリー・ブラウンは、道具を作るための道具だった。
    もう二度と会うことはできないって、どう考えても人間じゃない!
    「ヘンリーの自由への箱」。開放への命を運んでくれた箱。この原題も素晴らしいです。自由へのお誕生日、おめでとう。
    暗い過去から、開放された日が誕生日。

    この絵本を読みながら、自分はそのようなことを思いました。

    こんな事実を子どもはどのようにとらえるのだろうか。過去形で考えるのだろうか。
    それにしても、厚い書籍や教科書を通じて学ぶより、ストレートに心に伝わるのではないかと思います。
    奴隷の意味と歴史。そして、実は現在につながる黒人問題の原点であることを、親も子どもと一緒に学ぶことが重要だとも思います。
    身近に奴隷はいないけれど、身近な現実に置き換えてもこの絵本から学ぶことも大きいと思います。
    厚みのある絵がとても効果的だと思いました。

    投稿日:2009/05/21

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「ヘンリー・ブラウンの誕生日」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / いないいないばあ / ぐりとぐら / じゃあじゃあびりびり / くだもの / からすのパンやさん / もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



ディズニー映画『アナと雪の女王』10周年 本の世界に踏み出そう

みんなの声(15人)

絵本の評価(4.63)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット