「おばけやしきにおひっこし」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

カズノさんの世界にはまった娘と読みました。主人公の女の子がおばけのいっぱいとりついているお屋敷に引っ越してきたのですが、そこはお化け屋敷で・・・というお話。いっぱいおばけは出てきますが、かわいいおばけばかりなので全然怖くありません。

ハロウィンのシーズンに、おばけの絵本だけど、あまりこわくないものを探していて、この絵本をみつけました。お化けの透け感が和紙のような独特の風合いを出しています。内容も女の子が実は魔女であるという設定で、おばけたちがあっというまに・・・・という展開で楽しめました！

かわいらしいタイトルとオレンジの表紙に惹かれて図書館で借りてきました。
子どもって「おばけ」を怖がるのに、でも好きなんですよね〜（笑）。
主人公の女の子がおばけやしきにおひっこしをしたのですが、全く怖がることなく、むしろおばけをうまく使って生活していくシーンが展開されていて思わず笑ってしまいました。
こんな風におばけと楽しく生活できたらおもしろいでしょうね。
おばけの本はたくさん読んだことがありますが、この絵本は海外絵本らしく、新鮮な感じです。

絵本の内容だけでなく、絵本に使われている色もオレンジ色が主になっていてハロウィンを連想させる感じです。

マージョリィとねこのオスカーが引っ越してきた先は『おばけやしき』
登場したおばけを見て、子ども達からは、『え〜っ！』と驚きの声が出ました。
でも、この２人には全く問題ないんです。
２人の正体とおばけ達に向かっていく姿が楽しい絵本です。

カラー、魔女、おばけ、とハロウィンっぽいなと思う本でした。
今の時期に読むのに良かったです。もちろんハロウィン以外に読んでもいいと思います。
おばけも魔女もかわいいですね！
魔女に捕まえられておふとん代わりにされたりしてしまうおばけたちなんて面白いです。こう書くとおばけがちょっとかわいそうに聞こえるかもしれませんがおばけたちは笑顔を見せたりしているので案外このかわいい魔女との生活を楽しんでるのでは！？と思いました。

かわいい絵本だなあと思っていましたが、全て版画だったんですね。版画で、こんなに素敵な絵本だなんてすごいですね。かわいいおばけが沢山出てきて、おばけが好きな息子は気に入っていました。

おばけを洗濯機で洗って干すところが可愛いです。夜はおばけを布団にしちゃうところも可愛かったです。

こんなおばけがいたらいいなと思いました。怖くないおばけたちなので、小さな子でも大丈夫なお話です。

この絵本のお化けは、違う紙のような材質の感じのタッチで描かれていたのが、本当のお化けみたいな感じに見えてよかったです！お化けをいっぱい捕まえて、ゴミ箱のようなものに詰め込んでいたシーンが、とっても気に入っていました。

「これが初めて描いた絵本だって。絵が上手っ！！」
と、夫が鼻息荒く話していました（笑）。
版画なのかな？（だから夫の好みだったのかもしれません。
版画好きな家族です。年賀状も版画で）
３色だけでもこんなに美しく素敵な挿絵にすることが
できるのですね。

娘は最初、おばけやしき・・ということでびくびくして
いましたが、怖くなさそうだったので安心して聞いて
いました。
おばけなのに昼間も起きているってとこが不思議でも
あったようです（せんたくものになっているところ）。

おばけよりまじょの方が強いんですね（笑）。

おばけ屋敷にやってきたのは、マージョリィとねこのオスカーです。

マージョリーは、おばけを怖がるどころかとても自由自在に操っておば

けを自分の好きなように利用して楽しんでいます。

だって、マージョリーは魔女だったんですもの！

なんだか、おばけが可哀そうで気の毒になってしまいました。

おばけは、シースルーで工夫されていてとてもインパクトがありますが

とても可愛いおばけです。オレンジと黒の２色刷りの版画も魅力がいっ

ぱいです。

おばけの出てくる絵本が好きな娘。
ところが、最近暗くなるとおばけに怖さを感じるようになってきました。

さらに怖がらせてしまうかな？と思ったのですが、この絵本は大丈夫でした。
女の子マージョリィの行動はとってもユニーク。
おばけを怖がるどころか、とんでもないことをはじめるのです。
娘も不思議そうに見ていました。

おばけやしきというと不気味で暗いイメージがありますが、ここはとっても楽しそうです。
この絵本を読んでおばけが怖くなくなればいいなと思いました。