「おばけやしきにおひっこし」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

『ふゆのようせい ジャック・フロスト』を読んだことがあり、
この絵本を読み終わった後で、このことを知ったのですが、
このお話と絵の可愛さは私のストライクゾーンです。

それに、なにより
訳が石津 ちひろさんなのも
大きいです。

『リサとガスパール』シリーズなど
読んでいて、子どもが話すような自然な言葉が好きで、
読みやすいし、感情移入しやすくて
石津さんの翻訳された絵本は毎回好きになります。

今回このレビューを書く前に
インタビューの記事を読んで納得しました。

表紙にひかれて読んでみました。
限られた色で構成された、切り絵のような可愛いイラストが印象的。
オレンジに黒の組み合わせだけで
おばけだけうっすら白い印刷であらわされています。
実際見てみてみてください、その白のかすれ具合など
とても効果的で可愛いのです。

女の子が引っ越ししたおうちはおばけやしき。
でも大丈夫、女の子はただの女の子じゃないから。
おばけは軽快に捕まえられ、
さらには、大活用されています。
可愛いお化けとイラストは
楽しいハロウィンにぴったり。
女の子によさそうなストーリーです。

３〜５歳児に読みました
おばけがこわくない女の子・・・？
マージョリィはまじょだからおばけなんてちっとも怖くないんです
みている子供たちも「わたしも怖くないもん」と
そして絵本の中に半透明のおばけを見つけると「あ！いた！そこ！」と一緒になって楽しんでました
「おばけって洗濯するとカーテンになっちゃうんだね〜」
黒とオレンジでなんとなくハロウィンっぽい色合いに、お化けの半透明の白が効いていた感じです