「ポカポカホテル」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

スリッパに入って冬を越す小動物たち。
たくさんのスリッパがぶら下がる木のこうけいに、笑えてしまいました。
いったいどこからスリッパを集めてきたのでしょうね。
春になったらそれぞれのおうちに戻るのかな？
ほんわか微笑ましい絵本です。

キツネがくわえていってしまったスリッパ。
咄嗟に追いかけたその先に待っていた不思議な世界･･･。

どんなに素敵なスリッパも、片方だけでは役にたちません。
もし、スリッパが片方しかなかったら、すごくガッカリします。
でも、無くなったスリッパ、こんな風に使われてたら、すごく嬉しいです。

さむいさむい冬のお話。
なのにすごく温かくて、ほんわかポカポカ温まりました！！

　この絵本の表紙を見るだけで、なんだかあったかな気持ちになります。

　身近にあるもの『すりっぱ』が動物から見たら、いごこちの良いホテルになるなんてなんてあったかでほっこりするお話なんでしょう！と思います。

　でも、自分が大事に使っているスリッパが急になくなったらきっとびっくりしてしまうでしょうけれど・・・。

　だんだん寒くなってきて、これからの季節に親子でほっこり読んでもらえたら！と思う一冊です。

　子どもだけでなく、大人にも読んでいただきたい絵本です。気持ちがゆったりとしますよ。

たっちゃんがお留守番をしていると、一匹のキツネがたっちゃんの家のスリッパを片方くわえて持って行ってしまいます。たっちゃんは慌ててキツネを追いかけますが・・・。

スリッパがこんなふうに木にぶら下がって、動物たちのホテルになっていたら可愛いですね！
色とりどりのスリッパがぶら下がっている木は、まるで花が咲いているかのように綺麗です。
自分の家のスリッパを見つけても、その中で眠っているリスの姿を見て、「返して！」と言わなかった、たっちゃんの優しさが伝わってきました。
いもとようこさんの絵も優しくて、温かい気持ちになれる絵本です。

いもとようこさんの絵本は大好きでよく読んでます。この絵本は4月に読んだのですがやはりもっと寒い時期に読みたかったです。ポカポカですもんね。冬のお話ですよね。絵本にはかわいいきつねと男の子が出てくるのですがこのおはなしは夢のお話かふしぎな感じが息子達にはしたようです。でも不思議とほのぼのしてるお話だとおもいます。