「だいくのたこ8さん」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

極太まゆげとひげ、でも、なんだかかわいい目をしていると思いませんか。
子供は表紙を見ただけで「これ、読みたい」と言いました。

８本の手足をフル活用で作業する様子は、さすがと思いました。
みんなの注文をどう実現していくのか？、とっても楽しいお話でした。

大工のたこ８さん。
とびきりの名人ってなもんだからやっぱりすごい！！
８本の手でパパパッと作ってしまうのが見ていて爽快！！
頼もしいたこ８さんのキャラもすごく気に入りました〜！！
お客さんも個性的でおもしろかったです。
一見気弱で大人しそうないかさんの変身っぷりにはビックリでした。
絵をよく見ていると色んな家があって、たこ８さんの素敵（！？）な屋根のお家を発見した時は嬉しかったです〜＾＾

数年前、近所の大工のおじいさんが、隣の工場のトイレを外に作っていました。

当時３歳の息子は、毎日おじいさんの仕事ぶりに釘付け！
大工さんのお仕事って、間近で眺めることってあまりないですよね。

この絵本のたこ８さん。ど太い眉毛とお髭が、職人っぽくてお似合い！
いろんな依頼に次々と見事に応えてくれる、頼もしい大工さん。
その作品に、依頼主がみんなHAPPYなお顔。

頼まれた内容は、ページをめくるまでわからないのも、読んでてワクワクしました。

息子は面白そうに聞いてました。やっぱり、男気溢れるお仕事ぶりは、男の子の憧れなのかも。。。

たこさんがだいくさんで、でてくるのがかぶとむしだったり、いかさんだったり。。。舞台は、海ではなく陸地です（笑）。
たこさんの表情が、人間の誰かに似ていて親近感。それでいて、人間のだいくさん顔負けのおうちをつくるところ、私も息子もファンになってしまいました。
お客さんそれぞれのニーズにあったおうちをつくっていくので、感心感心。たこ８さんの活躍ぶりを読む前から期待してください。
絵は、これが絵本初仕事という田中六大さん。いきいきしたたこ８さんの姿だけでなく、背景にえがかれたものや生き物たちに注目です。最後に出てくるのがどうして猫さんだなんだろうって思い、ページを戻ってみると、なるほど〜！と思います。それは読んでからのお楽しみ。
これからが楽しみな画家さんだと思いました。