「はるですはるのおおそうじ」 ９歳のお子さんに読んだ みんなの声

ホントは絵本なので次男坊対象なんですが、
兄ちゃんが「やばいんじゃない？」とずっと気にしてたので
登録は兄ちゃんに決定〜♪

ぽかぽかした春の日に、家の中のものを全部外に出しての
大掃除を始めた３びきのネズミたち。

そこへ通りがかったリスの親子が、
「まぁ、きれいなカーテン！子ども部屋にそんなカーテンをかけたいと
思ってましたの！」なんて言っちゃうんです。
すると、「よかったらどうぞ！うちにはほかにも、カーテンがありますから」と
気前よくカーテンをあげちゃいます。

兄ちゃん、「え、やばいんじゃない？」
はい。この後は兄ちゃん、「やばい」の連発です。
みんながこの家の前を通りがかっては、「これ欲しい」と言い出して
「よかったらどうぞ」なんて言っちゃうんですもの。

外に出した荷物に「不用品、よろしかったら」なんて書いてないし、
強引にもらって帰って行く動物たちに、「絶対、ここへ行けば
好きなのもらえるって誰かが言いふらしてるんだ」と兄ちゃんが
言い始める始末。

どんどん無くなって行って、本当にドキドキしましたが…
もらってった動物たちもラストのページを見て「悪いヤツ」では
ないことが判明して、またまたホッとしました。

いや〜、大掃除であんなにモノが減るってすごいです（笑）

単純なお話なのだけど春の雰囲気がでていて好きな絵本ですね。姪っ子に寝る前に読んであげたら、ええええねずみさんの家具がみんななくなっちゃうよと心配していました。それに次のページにかけてちらりと次に出てくる動物の絵が載っているので、次は何だよ〜と予想して喜んでいました。姪っ子はもうこの春で4年生自分で絵本を読める年頃なのに、私に甘えて寝る前に読んでくれとせびってきます。こうやって甘えてくれるのもずっと続いて欲しいと思うけど、子供は大人が思っている以上に成長してしまうのですね。そう思うと甘えている間にたくさんの良本を読んであげれればいいなと思っています。