春。言葉を口にするだけで心が弾みそうになります。
英語の「spring」は、動詞にすればそれこそ「跳ねる」という意味もあって、「季節さながらの言葉です。
「俳句歳時記」の「春の部」の最初の季語も「春」で、
正岡子規の「春や昔十五万石の城下かな」などが載っています。
春になれば、部屋の片づけをする人も多いのでしょう。
古紙の回収日ともなれば、教科書や問題集などが多く出ています。
よれよれになった問題集などをみると、一年間頑張ったんだねと思わず笑みがこぼれます。
そんな季節にオススメなのが、こいでたんさんが文を書き、こいでやすこさんが絵を描いた
『はるです はるのおおそうじ』という絵本。
読み聞かせなら幼いお子さんも楽しめる、かわいい絵本です。
春になって、おうちのおおそうじに励む三匹のねずみたち。
その家の前をリスの親子が通りかかり、きれいなカーテンを見つけて欲しがります。
優しいねずみは、いいですよ、とそのカーテンをさしあげます。
次にやってきたのは、うさぎ。
時計を見つけて欲しがったので、優しいねずみはこれもあげてしまいます。
きつねのおばあさんが次に通りかかって、ゆりいすを見つけます。
ねずみたちはこれも差し上げます。
こんなふうに、次から次へと動物たちにあげてしまって、
ねずみたちのおうちには何もなくなってしまいます。
でも、だいじょうぶ。
最後にはとっても素敵な贈り物をもらうことになります。
その答えは絵本で見つけてください。