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キツネとのやくそく」 大人が読んだ みんなの声

キツネとのやくそく 作:立松 和平
絵:黒井 健
出版社:河出書房新社
税込価格:\1,595
発行日:1998年3月5日
ISBN:9784309730646
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,334
みんなの声 総数 9
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  • 立松和平さんの静かなお話しです
    黒井健さんの絵は静かでキツネたちの姿が美しく日本の情緒をうまく引き出してくれています

    雪山で遭難してキツネに助けられ約束するのです 娘を嫁にくれと
    弥平は約束したのです「ももの花がさく 三月三日になったら むすめを おまえの よめにやろう。・・・」
    キツネとの約束を守るために苦しむ弥平  しかし、上の娘も二番目の娘も断り三番目のお光は 「およめにいきます」 こんな話の筋は昔話にはよくあるストーリーです(どうして 三人目なんでしょうね?)

    お光は「キツネが どんな くらしを しているのか しらないけれど 自分のおよめに わるいようにはしないはずです。」
    このように言い切るお光もすごいな〜
    キツネを信じているのです

    弥平も キツネとの約束を どうあっても まもらなければならない
    やくそくの まえでは 人間とか キツネとか かんけいありません。
    こう言い切るのです
    ここが すごいな〜( 約束を守ると言うことの大事さがひしひしと伝わります)

    しかし、嫁に行った お光のことが心配でならない父親の気持ち  これまた 親ならではです。 娘が幸せだから 父親も幸せになれる この論理もよく分かります(親と子の関係はどんなものでもそうなのでしょう)

    立松さんは 人間としての生き方 キツネのよめになった娘の生き方を通して幸せにいきるとはを伝えてくださったのですね
    今は亡き立松さんのメッセージです

    投稿日:2012/05/23

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  • 幸せかどうか

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    身を助けてもらうのと引き換えに、娘を嫁に出す約束をした猟師のお話です。

    まずなにより、その幻想的な絵にひきこまれます。
    きつねの世界の不思議さをよてもよく表現していると思いました。

    今の時代にももちろんあると思いますが、とくに昔の人たちは自分たちと慣習の違うものを受け入れない気持ちがあったのではないでしょうか。
    慣習の違うもの。それがこのきつねの世界として表されているのかなと感じました。

    違う世界に入ることは決して不幸と繋がるわけではない。
    幸せかどうかは本人がどう思うかなのですよね。

    投稿日:2009/06/12

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  • 人間だけが特別ではありません

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    「きつねの嫁入り」というと黒澤明監督の映像を思い出します。それだけ鮮烈だったということもあるのでしょうが。

    黒井さんの絵のすばらしいことはもちろん、立松さんの「生きる」「命」ということに対する基本理念が伺えます。

    狩りをやめ、農作業をし、山に向かってひとりでに手を合わせ頭を下げる弥平の姿に、自然に対する畏敬の念と、娘に対する気持ちをしんみり感じさせます。

    すべての生き物はいっしょうけんめいに暮らしています
    人間ばかりが特別ということはありません
    自分ばかりでなく、全体が幸福にならねばなりません

    という立松さんのメッセージが絵本を読み終わった後、ジーンときました。

    投稿日:2009/04/11

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  • 黒井健さん

    黒井健さんが絵を担当していらっしゃる作品だったのでこの絵本を選びました。神秘的な物語にどんどん引き込まれていきました。黒井健さんの絵が神秘的な魅力でとても丁寧に描かれているのが良かったです。お父さんは自分の娘が幸せになってくれる事が願いなのだと思いました。お父さんの心のもひしひしと伝わってくる作品でした。お父さんはいつでも子供の事を考えていてそれは年齢は関係ないのだなと思いました。お父さんの優しさに感動しました。

    投稿日:2008/12/24

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