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リキシャ・ガール」 8歳のお子さんに読んだ みんなの声

リキシャ・ガール 作:ミタリ・パーキンス
絵:ジェイミー・ホーガン
訳:永瀬 比奈
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2009年10月
ISBN:9784790232247
評価スコア 4.7
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みんなの声 総数 9
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8歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • バングラディシュの子どもたち

    図書館の子どもの本の会で、今年のお勧めの本ということで紹介されている方がいました。

    バングラディシュの子どもたちはどんな生活をしているのか?情報過多な時代ですが、知らないことの方が多いですよね。

    リキシャとは、自転車で車を引く人力のタクシーのようなものです。

    10歳を過ぎた男の子は家族の労働力としてリキシャを引く子もいるのです。

    主人公の少女・ナイマの友だちの少年・サリームもリキシャを引いています。

    同じ年でも性差で仕事や役割が区分されていく理不尽さや、学費を支払わなければ学校へ行けなくなることなど、日本とは全く違っていることばかり。

    ナイマが働きすぎの父を心配して何か生活の助けになることをしようとするのが健気でした。

    高度成長期以前の日本でも家族の生活を助けるために働く子どもたちはたくさんいたのでしょうね。

    生活がかかっているだけに状況はシビアでありながら、ナイマが失敗しても父母はとても優しくナイマを見守る点が素晴らしいなあと思いました。

    バングラデッシュより生活が豊かである日本の方が家族関係についてはギスギスとしている点があるのかもしれません。

    生きること、仕事をすること、家族を思うことなどこの本が投げかけるものは多いと思いました。

    最後は涙なしには読めませんでした。

    巻末にはサリーの巻き方やバングラデッシュの風習についても詳しい説明があります。

    投稿日:2010/01/02

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  • 男女の性差

    • ヤキングさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    女は働けない国で生まれ育った女の子、ナイマ。
    父親は休みなく働いているのに生活はちっとも豊かにならず、体調を崩した。
    自分が男の子なら仕事を手伝ってお金を稼ぎ、お父さんを休ませられるのに!

    家族のためにと思いやる女の子、役に立ちたいと考え、行動する姿に心打たれていました。
    裏目に出てもいつまでも責めたりしない両親の姿は、素晴らしいです。
    そんな両親の元だから、こんな素直な子に育ったのでしょうか。

    遠い異国の話、自分たちとは関係ないと思うかもしれないけれど・・・
    日本も未だに育休をとって赤ちゃんの面倒を見るのは母親。
    働き始めても子どもが病気になれば休むのは母親。
    学校の保護者会に出るのは母親、料理洗濯も母親。
    そうじゃない家庭ももちろんあるんだろうけど、大多数がそれ。
    環境の違いは大分あるけど、家の事は女がやるというのは日本も同じ。
    母としても、色々思うことがあった。

    投稿日:2012/08/22

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