「まくらのせんにん そこのあなたの巻」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

なんでーなんでーの連続でした、あっという間に終わってしまう感じでした。次のページに行くまでなにが起こるかわからないという感じです。

かがくいひろしさんの作品はどれも大好き。“まくらのせんにん　さんぽみちの巻”も、初めて読んだとき、せんにんさまの愛らしすぎるキャラクターに一目惚れ。だけど、この“そこのあなたの巻”が最期になってしまうなんて。
こんな読者参加型の絵本なんて、かがくいひろしさん以外、きっと思いつかなかったでしょう。初めて読んだとき「ええ〜！？」と驚きの声を親子であげました。新鮮で、楽しくて、ワクワクしました。
すごくすごく楽しい絵本だから、読み終わるとちょっと悲しくなります。もう新しい絵本は読めないんだなって。
もちろん子供はそんなこと知らずに、ただ目の前にあるかがくいひろし作品をめいっぱい楽しんでいます。私も、悲しんでばかりいないで楽しまなくては。
かがくいさんの作品は、すべて集めたい！そう思っています。

そこのあなた〜！！と、突然自分が指名されて、「え？？ぼく？」と答えていたわが息子。
突然ものがたりに参加でき大喜びで、本を上からたたいていました（読まれたら分かると思います）。
最後みんなが土から現れたときには大喜び。
終始ケラケラ笑っていました。

本屋さんで「かがくいひろしさんからの最後のプレゼント」と書かれているのを発見し、読まずにはいられませんでした。
以前、同じシリーズの「さんぽみちの巻」を読んで、大のお気に入りとなった娘も、この絵本を見つけるとすぐに「読んで読んで！」とせがんできました。

お話は、まくらのせんにんが歩いていると、穴に頭を突っ込んで抜けなくなった動物たちに遭遇。なんとか抜こうとするがどうしても抜けず、『そこのあなた』に協力してもらうことに・・・、という読者参加型の絵本。
まるであたかも、読んでいる側もこの絵本の登場人物の一員になったかのような錯覚になります。
どんなふうにして動物たちを助けるのか、詳しくは説明しませんが、是非読んで確かめてみてください！
子供は喜びますよ〜＾＾
かがくいひろしさんのユーモア溢れるとても楽しい絵本です。
その日、本屋さんで読んで以来、娘の『今一番買いたい本、第一位』の絵本です。
娘も私も大好きなかがくいひろしさん、これからも新作を楽しみにしていたのにとても残念です。

動物たちが穴にはまっていき、まくらのせんにんが助けようとするのですが、またひと騒動起きてしまうお話です。

まくらのせんにんから「そこのあなたに頼むしかない」と言われるのは見ている人達で、意表を突いていて面白いと思いました。

ただ見て楽しむだけでなく、絵本の世界に参加できる楽しさを感じさせてくれる新感覚の絵本です。
子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

今までに何冊か参加型絵本を読んだことがありますが、こんなにもユニークな参加型絵本は初めてです。改めて、かがくいさんってすごい方立ったんだなぁと思いました。
三人が散歩をしていると、ぞうにきりんにうさぎにたこ、みんな体の一部が謎の穴にはまってしまい、抜けないという奇想天外なところから始まり、しまいには仙人まで…！どうやって助けるの？と思ったら、そこのあなたとはなるほどー。このユーモア、大好きです。

とんちがきいているというか、ユーモアあふれるというか…
斬新でとてもおもしろい、はじめて読むタイプの絵本でした。

絵本を読みながら、はたと主人公が「仙人」であることに納得できた瞬間がありました。

さすがかがくいさんです！

以前から気になっていて図書館で予約をすると、
実に3ヶ月待ち。

待ちに待ってようやく手に取ると、
人気なだけあってやっぱりとてもおもしろい作品でした。

そこのあなたの巻なんてあっても、
表紙の絵が自分を指さしていても、

読む前はなんのことかさっぱり。

でも読んでいくと、すっかり絵本に参加させられてしまうから不思議です。


息子のお気に入りは、
まくらのせんにんがあなにはまって「ぬけなくなりました」というシーン。

何度も何度もそのページで大笑いしています。

なぜ枕を主人公にしたのか、なぜ敷布団掛け布団が弟子なのか。
そのへんは不明ですが、なんとも
愛らしいキャラクターに仕上がっています。

これは手元に置いておきたい絵本です。

まず、タイトルの”そこのあなた”のところから何かしらひきつけられるものを感じました。

読み進めていくと、あなたって！そうだったのね〜、と参加型の絵本だったことにびっくり。
息子と一緒にああしたり、こうしたり。
絵本にこういう楽しみ方もあるんだな〜と新しい発見がありました。

「まくらのせんにん　さんぽみちの巻」を読んだ後に本作品を読んだので同じシリーズでも志向性が違って2倍楽しめました。

それにしても、みんなはまっちゃう穴。
穴の中には何があったのかな〜。

主人公のまくらのせんにんさんと、しきさん・かけさんが、穴にはまって抜けなくなってしまった動物たちを助けようと、悪戦苦闘するお話。

ストーリー展開もおもしろいですが、穴から抜け出させる方法が何より楽しいです。

絵本を逆さまにしたり、叩いたり、振ったりと、ただ読むだけでは終わらない楽しい絵本です。

絵本なんて・・・っていうお子さんでも充分楽しめる絵本だと思います。

我が家の二人の娘は、かなり気に入って読んでいます。