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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

牡丹さんの不思議な毎日」 12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声

牡丹さんの不思議な毎日 作:柏葉 幸子
絵:ささめや ゆき
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2006年05月
ISBN:9784251041920
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,602
みんなの声 総数 5
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12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 笑って、ジ〜ンとした不思議な温泉町

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    良かったです!!!(びっくりコンマ3つじゃ足りない感動かも)
    柏葉さんの作品は元々好きですが、
    その中でもこの作品は今の私には「ダントツ1位」です!

    ただ、せっかくの作品なのに、タイトルと表紙絵が…。今イチ子ども向きでない気がしました。
    読み手って、まず表紙とか、タイトルで手に取るでしょ?
    私だって、柏葉さんが好きでなければ、この本を手にしたかどうか…。
    絵が悪いわけではないです。挿絵に入っているイラストは素敵でしたもの!
    要は、子どもたちへの売り込み方というか、熱意がもっと感じられればって、思いました。(出来たら表紙をリニューアルして再販してほしいです)

    この物語は、タイトルに出てくる牡丹さんではなく、その娘の菫(すみれ)ちゃんがお話の進行役になっています。
    柏葉さんのお話は、得てしておばあちゃんが勝ち気で楽しくて、不思議をいっぱい持っている場合が多いのですが、
    このお話の場合、菫ちゃんや牡丹さんが引っ越してきた温泉町そのものが不思議でいっぱいの町でした。そして、お父さんも意外と活躍します。(*^^*)菫ちゃんのお父さんは名わき役でした!

    なんといっても一番の役どころは菫ちゃんたちが引っ越してきたつぶれたホテルに住みついている幽霊の「ゆきやなぎさん」でしたけど!!
    ゆきやなぎさんと牡丹さんの会話は特に面白いです。
    菫ちゃんも1年ほどたって、すっかり町にもゆきやなぎさんにも慣れてしまったようで、最後の方は生き生きして見えました。

    柏葉さんの作品の場合、ただただ不思議な事が起こるのでなく、
    ちゃんとリアルな部分が描かれていて、
    それが「不思議なもの」たちと、ちゃんとかみ合って暮らしているとっても素敵な世界が描かれています。

    字も比較的大きいし、振り仮名を振ってあるので読みやすいです。
    1人読みなら中学年くらいから読めます。
    うちでは私がクスクス笑いながら読んでいたら、中2の娘が先に手を出しました。
    娘の読んだ感触もとっても良かったようです。
    学校などでもぜひぜひブックトークして子どもたちに伝えたい!と、思いました。

    投稿日:2010/01/25

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