この作品、リズミカルな文章で、実際に声に出して読むと
読み手としてもとても楽しいんです。
みんな はりきって いこうぜ!
ワッセ ワッセ さあ いそごうぜ。
↑
気持ちよく読めますよ(笑)
良かったのは、ただ花火をあげるだけではなくて
しろねこぐみ くろねこぐみ とらねこぐみ の三組が
ライバル関係にあって、競って一番を決める という要素があったこと。
さらに、各組によって打ち上げる花火に個性があったこと。
おもしろかったですよ。
そしてなんといっても、しかけですね。
花火をテーマにした作品にしかけが加わると、
凄く効果があるなあって思いました。
このしかけのおかげで、花火の迫力が格段にアップしていて
とっても印象的でした。
夏の花火の絵本を探している方へ、ぜひおススメしたい作品です。