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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

そのぬくもりはきえない」 大人が読んだ みんなの声

そのぬくもりはきえない 著:岩瀬 成子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2007年11月
ISBN:9784036430406
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 5
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  • 深いお話ですね。

    表紙のイラストからも、どこか陰りや奥深さを感じましたが、ハッピーハッピーなお話ではありません。
    親子の関係を考えさせられる本で、子供だけでなく親御さんたちにもおすすめに思いました。
    親としての気持ちや希望、子供としての気持ちや希望、この折り合いや落とし所、私自身も子育てする身ですが難しいものです。
    子供も「個」として見守ってあげないとだなと改めて感じました。

    投稿日:2021/01/27

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  • 表紙の酒井駒子さんの絵の雰囲気に
    ひっぱられるからか、なんとなく
    グレーな、明るくはないイメージをうけます。
    なんでだろう、子どものとき独特の
    物憂い感じというか、人生楽しいことばかりのように
    見える子ども時代の、ちょっとグレーな部分が
    クローズアップされているというか…。
    母親との関係のうまくいかなさ具合とか、
    はたからみたら、そんなにたいしたことでもなさそうなんだけど
    本人にしたら結構重大なことというか、
    生活にどっぷりかかわることだし、でも、
    大人には気を使う子どもという立場であり…。
    という、なんとも複雑な子ども時代の気分を思い出します。
    さすが、子どもの心情を描き出す達人の岩瀬さんの物語だと
    感心します。

    投稿日:2015/11/27

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  • 母子の関係

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    母親は子供のために良かれと思ってやっていることは分かるのだけれども…。主人公の波だけでなく兄と母親の関係もすれ違ってしまっているところが分かります。私もこうなってしまわないようにしたいものですが…。
    波が出会った幽霊(?)の男の子とちょっと不思議もあるお話です。男の子と犬のハルとの交流は波にとって大きなものになったようです。

    投稿日:2015/10/16

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  • 自分を上手に伝えられない娘の波は何事につけ、理解されず自分の世界にいるようでした。
    夫と離婚して女手一つで二人の子どもを育てる母親は、子どもを理解するゆとりを持てないようでした。
    この距離感に入ってきた老犬ハルの散歩と、おばあさんの住む家の二階の亡霊のような不思議な少年の存在が、この物語の重要な役割を果たしているのですが、少年の抱えている時代が何時なのか不明瞭なだけに、不思議さいっぱいの作品。
    それだけに幻想的な世界で、霧が晴れていくような展開に思えました。

    投稿日:2015/01/16

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  •  波は9才の女の子。ひょんなことから近所のおばあさんの犬の散歩を手伝うことになり、おばあさんの家の2階にいる朝夫と出会う。朝夫と会うことが楽しみになり、波はクラブや塾をさぼるなど母との約束を次々に破ってしまう。

     子どものことを一生懸命に考えているが、それが押し付けであり独りよがりだと気づかない母、そんな母に本当の気持ちを言えない波、体が不自由で気難しい近所のおばあさん、学校で虐められているらしい朝夫、どこか大人びている近所の女の子、真麻。そんな彼らを繋ぐ役割を果たしている老犬のハル。物語はそんな彼らの日常を交差させたもの。

     彼らは物語の中でそれぞれ成長するが(おばあさんでさえも!)、何よりも波の柔らかな子どもの心、そして強いものに押しつぶされそうになりながらも自分らしさを築きあげていこうとする姿が印象的だった。心の奥深くの声が波に、「自分の中にあるものをなくしちゃいけない」「守れ」と言ったのだった。そして、その声を波は聞いた。

     大人は子どもより自分の方が正しいと思い、子どもの想いや考えをないがしろにしがちだ。この本ではそんな立場にある子どもの気持ちが丁寧に描かれている。表紙の酒井駒子さんの絵もとてもいい。(もの想う波と寄り添うハル?)読み手を選ぶ本だと思うが、波のように色々なことを感じたり考えたりしている小学校高学年以上の女の子にお勧め。

    投稿日:2014/05/23

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