新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

シニガミさん」 6歳のお子さんに読んだ みんなの声

シニガミさん 作・絵:宮西 達也
出版社:えほんの杜
税込価格:\1,408
発行日:2010年09月
ISBN:9784904188095
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,142
みんなの声 総数 127
  • この絵本のレビューを書く

6歳のお子さんに読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

12件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • シニガミさん素敵です

    幼稚園の読み聞かせで使いました。
    シニガミさんの声をモグロフクゾウ風にすると感じが出ました。
    台詞のないページでは子供たちの視線を痛いぐらい感じました。
    最後のページを開くとよかったーと小さなつぶやきが聞こえてきました。

    投稿日:2012/01/26

    参考になりました
    感謝
    2
  • これからどう生きていくか…

    宮西達也先生の本はかかさず読ませてもらっています。 いつも心に響きます。
    シニガミさんが死ぬ日を決める…。 子ブタは病気で死ぬ日が近づいています。  オオカミは看病して元気になったところをパクリと食べようと狙っています。 シニガミはその様子を見てるうちにどう思ったでしょうか?  そして、オオカミも…。
     子供も最初は冷めたシニガミさんの方にだけ興味を持っていたのですが、二人にだんだんと死が近づいて来るにつれ、あっという間に本の中に引き込まれていき…。
    最後は素敵な終わりかたでした。 沢山の子供に読ませたいです。

    投稿日:2010/10/14

    参考になりました
    感謝
    2
  • 守り神にもなれる

     この絵本を読むまでは、「死神が忍び寄る=死期が迫る」と思っていましたが、シニガミさんは守り神にもなれるんですね! 
     
     誰も自分が死ぬ日を知っている人はいません。この世で唯一それがわかるのがシニガミさんであり、その日を決めることができるのもシニガミさんです。だからこそ、悲しい運命をも変えることができるんですね。

     シニガミさんの心まで動かしたオオカミのやさしさ。人を思う心って何てすごいんだろう、と純粋に感動します。そして、オオカミの気持ちに応えるコブタもまたシニガミさんの心を打ちます。

     人と人とが支えあって生きていくことの尊さを存分に伝えてくれる作品。自分だけが助かるのでなく、自分も相手も共にしあわせになれる・・・そこにこの作品の素晴らしさがあると思います。

    投稿日:2010/09/30

    参考になりました
    感謝
    2
  • いい話

    宮西達也さんのお話は年中・年長さん向けのすてきなシリーズばかりです。
    「死んでしまうなんて可哀そう」と切ない気持でいっぱいでした。
    オオカミが赤い花をやっと見つけて崖を降りている時子どもたちの表情もハラハラドキドキしていました。
    最後、どうなったかと心配する気持ちとページをめくるのがちょっぴり怖い気持ちでしたがなんと無事に元気になってのハッピーエンドでとっても嬉しくなりました。

    投稿日:2013/04/27

    参考になりました
    感謝
    1
  • 衝撃!そして安堵・・・

     この絵本を手に取って最初の感想は「何だ?この不気味なタイトルは?そして何だ?この真っ黒な表紙は・・?」とにかく、子ども向けの絵本らしからぬ装丁に、ドキドキしつつもページを開くと・・

     「死ぬ日が分かり、その日を決めるのもわたくしシニガミでございます」と何とも不気味な語り口調でお話が始まります。

     腹ぺこオオカミの前に病気のコブタ、普通なら食べてしまうところですが、優しいオオカミにはそれが出来ません。自分のベッドをコブタに譲り、スープを作ってやり、楽しませようと歌ったり踊ったり、花を摘んできてやったりします。

     最後には命懸けでどんな病気でも治るという草を取りに、崖下へ落ちていくオオカミ・・・

     それを傍でずっと静観しているシニガミ。てっきりオオカミもコブタも予言通りに死んでしまったと思ったら・・・!

     本来なら食べてしまって当然のコブタを助けようとするオオカミなんてありえない。でも、そのありえない二匹だからこそ、シニガミさんの奇跡が起こったのかな。

     二度目に読んだ時には、不安でハラハラしながら読んだ一度目とは、まるで違って温かい気持ちで読み進めることが出来ました。ドキドキ、でもホッとできる不思議な1冊です。

    投稿日:2011/03/11

    参考になりました
    感謝
    1
  • シニガミさがし

    宮西達也さんの本を、久しぶりに読みました。
    娘はなんとなく展開が読めるせいか
    母が泣くツボを心得ているらしく
    その手のシーンになると私の顔を凝視^_^;

    いつもながら、心にしみる展開でした。
    娘は、あるときは木に、あるときは葉っぱに姿を変える
    シニガミさんを探すのを楽しみに聞いたようです。

    今回は気持ちのいいハッピーエンドでよかった(*^_^*)

    投稿日:2010/12/14

    参考になりました
    感謝
    1
  • 懸命に生きろ!

    • キャッティーさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    宮西さんのはじめて読んだ作品『シニガミさん』。
    ブラック+不気味な死神の表紙が目をひきました。

    シニガミに見つめられている、オオカミとコブタ。
    死が迫っているという悲しい設定からこのお話はスタートします。
    そんな絵本、今まで読んだことはありません。
    重いテーマが、私の心にズシリと圧し掛かります。

    何にも知らないオオカミとコブタ。
    2匹をじっと見つめるシニガミ。
    本当に死んでしまうの・・・?
    ページをめくるたび、ドキドキしました。

    だんだん、2匹の身体や気持ちに変化が表れます・・・

    懸命に生きろ!・・・オオカミの友情に心打たれました。

    さて、オオカミとコブタの運命は・・・?
    それは、ぜひとも読んで確かめてみてください。

    『シニガミ』の存在を、この絵本で初めて教えることができました。
    一生懸命聞いていましたよ。絵も文も、最後まで夢中で見ていました。

    親子でお気に入りの1冊です。

    投稿日:2010/10/18

    参考になりました
    感謝
    1
  • さすが。

    さすが宮西さん。
    悪者(と思われがちな者達)を、実は心優しいところもあるんだよという意外な視点でうまく描かれていますよね。

    今回の「悪者」は、2人も登場しちゃいます。
    オオカミと、なんと死神!
    でもね、この死神さんは決まった形をしていません。
    どんな姿にもなれるそうで、ページごとに違うものになっています。
    見た目からは、おどろおどろしい感じは全然ありません。(むしろなんだかちょっと可愛い?)

    オオカミは病気で倒れているブタを見つけ、元気になったら食べてやろうという下心で助けます。
    でもブタはなかなか良くならず、オオカミは必死で元気にしようと頑張ります・・・

    ページごとに出てくるシニガミさんの語りが、まさに死神のようで冷たくて、すっかりそれにだまされてしまいました。
    ラストは、いい意味で期待を裏切られました。
    やっぱり思います、さすが宮西さん。

    お勧めの絵本です。

    投稿日:2010/10/01

    参考になりました
    感謝
    1
  • シニガミの心をつかめ

    • てんまきさん
    • 40代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子6歳、男の子2歳

    タイトルと表紙の絵からして!?
    怖い絵本と思っていたのですが・・・

    コブタを食べようとしていたオオカミ
    でも、一生懸命看病してやり・・・
    2匹とも死んでしまうのかと思ったら・・・
    どうなったと思います?
    で、娘は???「わからん」と答えた
    最後の結末は、西宮達也さんらしくてよかったです

    投稿日:2010/10/01

    参考になりました
    感謝
    1
  • 表紙もカッコイイ

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子9歳、女の子6歳

    私は宮西さんの絵本が好きでたくさん持っています。たくさん読むと、割と似たような話もあったりして新鮮な感じがしないこともあるのですが、これは久々に斬新な感じがしました。この本から醸し出される雰囲気がいいです。
    読み進めるうちにちょっとドキドキ、展開はどうなるのだろうというちょっと不安な気持ちなど味わえました。
    結末は読めるものの、子供的にはこう終わるのがいいだろうという納得のいく最後でした。

    シニガミさんというあまり縁起の良いものではないブラックなイメージのものを通して見るオオカミとブタのお話はいつもとは違う切り口でよかったです。
    子供も「シニガミさん」という新たな分野のキャラに相当ひかれ、食い入るように見ていました。各場面に出てくるシニガミさん探しもちょっと楽しく、ほっとするラストに安心をしていました。

    話の内容とは関係ないですが、この表紙もクールです。
    そういう絵の表紙なのかと思ったら違っていて、カバーにシニガミさんの目の穴が空いているんです。気に入りました。

    宮西さんの絵本はいいのがたくさんありますが、新たなオススメが増えました。

    投稿日:2010/09/29

    参考になりました
    感謝
    1

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「シニガミさん」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / ぐりとぐら / だるまさんが / きんぎょがにげた / はらぺこあおむし / よるくま / おばけのてんぷら / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

全ページためしよみ
年齢別絵本セット