「ピンクのれいぞうこ」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

最近「ピンク」大好きな娘（2歳）がいるもので、ふと目にとまり読むことにした一冊です。
（すごく安直な動機だわ・・・）

のんびりまったりの生活、でも仕事もがんばってる。
それはそれで素敵な生活をしているネズミのドズワースくん。
でも新しい事にチャレンジするって素敵な事だよ、とピンクの冷蔵庫が教えてくれます。
何だか、無趣味（仕事が趣味）な男性諸君に送りたくなるような絵本！

5歳の息子は、冷蔵庫に貼られる新しい『チャレンジ課題』の紙きれを、
ページをめくったそばから、顔を近づけて読み取ろうとしていました。
空っぽの日には「ええ！！」と、普段読み聞かせていて上げないような声まで出していました。

新しい世界へと旅に出る事に決めたドズワースに「すごいね。どこに行くのかな」と。
やっぱり憧れていた海だよね〜♪と密かに思っていた母ですが、その後の息子の
「・・・・公園かな」にちょっとずっこけさせられましたが（笑）

子供より私にぴったりの絵本だと思いながら読みました。

主人公のようにただなんとなく毎日が過ぎる毎日。
のんびり、リサイクルショップをやる生活はとても素敵だけど、
あっという間に時が過ぎてしまいそう。

そんな中、ピンクの冷蔵庫が生きるヒントを与えてくれたようです。
本を読んだり、絵を描いたり毎日少しずつ変化があり、
最後には、「ひろい世界をみにいく」ことになった主人公がとても羨ましくなりました。広い世界でまた素敵なことに出会えるかもしれませんね。
　
私も毎日、少しずつ変化のある生活を送りたいと思える素敵な絵本だと思いました。

息子は、冷蔵庫に次々何かが入っているので、それが不思議だし、次は？と楽しそうでした。
「僕の家にもピンクの冷蔵庫あればいいのになー」
と言っていました。
私も、この本にとてもワクワクしました。ドズワースのように、ボーっとするのが好きなのですが、本当にこんなすてな冷蔵庫があれば、私も進んで行動出来るようになるかもしれません。

どんどんやってみよう、ちょっと、それもいいかなと思いました。

パパが、５歳３歳の娘たちに選んできた絵本です。

ネズミのドズワースはぼーっとしているのが好き。がらくた置き場に行って、使えそうなものを探して自分のリサイクルショップで売って暮らしています。がらくた置き場で出会ったピンクの冷蔵庫。この冷蔵庫のメッセージがそんなドズワースを変えていくんです。

私もドズワースのように毎日に変化を求めないタイプ。なんだか私にとってのメッセージにも思えました。大人にも何かを感じさせてくれる絵本です。