わぁ、びっくり!ナビでこの絵本の感想を書いている方、60人もいました。
この絵本、何となくですが、小さい時にだれかに読んでもらったような記憶があります。我が家にはなかったと思うので、幼稚園とかで読んでもらったのでしょうか?
ただ、私自身は女ですし、たまたま我が家に生まれた子どもたちも女の子だけでしたから、こういう自動車とか、機関車とか言う部類の絵本は、自分の子が小さい時には全く選びませんでした。
ボランティアをはじめて、「不特定多数のお子さんたちに、素敵な絵本を紹介してあげたい」と、思うようになった最近、
やっと図書館で検索したり、各出版社のお薦めの絵本を自分の好みのジャンルにとらわれず、探してきたりするようになりました。
この物語は、まだ交通機関が発達していない時代の、
それでも「機関車」はだいぶん古い機種の乗り物になった頃のお話のようです。
主人公はあくまでも機関車「ちゅうちゅう」なのですが、彼を取り巻く人間たちのキャラクターがきちんと描かれていて、
ちゅうちゅうよりも、私は人間たちの表情や行動が面白く感じました。
ずいぶんと古い絵本なのに、構成にすごく仕掛けがしてあって、その文字の配列を見るだけでも、子どもたちはワクワクしそうな気がします。(もちろん読んでいる大人も)
時代を感じさせないドキドキがあるので、幼稚園くらいのお子さんから、小学校3,4年生くらいまでのお子さんの読み語りに紹介してみたいです。