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むかしから地面の下で森をまもっている「もりおとこ」のお話。 コミカルで楽しく読んだのですが おかしさの中にとっても大事なメッセージが詰まっている絵本なのです。 もりおとこが怒り狂って べろっと地球をひっくり返してしまうことに なったのは にんげんがむちゃくちゃに木をきりはじめて 地面の下からさしてもさしても間に合わなかったから。 どうしてにんげんはたくさん木を切ったのでしょう? 自分たちの生活を見直すきっかけにしたいです。 小学生のよみきかせにもとてもいいと思います
投稿日:2015/06/26
このお話は地球の中に住んでいるもりおとこのお話でした。地球の中から木を植えたりしているのがうちの子にはとっても面白いストーリーだったみたいで、笑って見ていました。地球環境問題にも少し含んだ話だったのでとっても良かったです。
投稿日:2013/06/29
我家で大人気のあきやまただしさんの作品。 1996年の初版なので、初期の作品ということもあり、趣が一寸異なる絵本でした。 お話は、ぼくがおおきなきりかぶに座っていた時に、ひげだらけの男の人がやってくるシーンから始まります。 そこで、ひげだらけの男の人が話すのが、もりおとこの話です。 地球全部の森は、地面の下に住んでいるもりおとこが育てているという荒唐無稽な物語なのですが、その後の展開、結末までを考えると、とても練られた構成であることに気が付きます。 もりおとこの結末は、かなりインパクトのあるものなのですが、このくらいの方が心に触れるものだと思います。 今から14年も前の作品なのですが、昨今の環境問題を真面目にとらえていて、子供との対話にも役立つ作品です。 読み聞かせる時期を決めて、是非子供に環境問題を考えさせる一助にして欲しいと思います。
投稿日:2010/05/02
最近各地で頻繁に地震が起きているので、時期的にぴったりでした。こどもたちは、もりおとこの怒りと地震がむすびついたようです。 「ちきゅうの うちがわは、まっくらで 何もみえない。 くうきは おっと いう まによごれ、くるしくて いきも できな い。」のところでは、森林の役割と大切さが上手く表現されていて、子どもにも森林の必要性と人間の在り方を考えるようなメッセージが伝わってきます。 幼児から楽しめる絵本ですが、小学生は環境について考えられるよい絵本だと思います。
投稿日:2008/07/27
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