うちではよく、表紙の色で今日の読みたい絵本を選ぶときがあります。赤の本のときは、「とまと」だったり、緑の本のときは「森の絵本」だったり、黒だったら「真っ黒ネリノ」というように。別にたいした意味はありませんが、黄色の絵本の時はかならず「はっぴぃさん」です。
表紙の裏のところの絵が、子供の落書きみたいで、初めてみたとき次女が「あーーー、いけないんだ、絵本に落書きして」と言ったくらいです。
荒井さんの絵本作りには、手を抜くという言葉はありません。表紙からしっかりと作り込んであります。
しかも、この本、題名にある「はっぴぃさん」がでてこない!大人の方ならきっと、全編に行き渡る「はっぴぃさん」を感じることができると思いますが、子供には難しい!
行間を読む、という小学校の国語の時間を思い出してしまうのは私だけでしょうか?