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お話しは1年生の設定ですが、友達関係でちょこちょこトラブルがある4年生のクラスで読み聞かせしました。 やや小ぶりの絵本ですが、飯野和好さんの絵にインパクトがあることや、本の右側に文章が書かれているので読みやすく、読み聞かせ向き、というか読み聞かせを意識してるのかなと思いました。 教室で何度かお漏らしをしたために、ちょっと疎まれている「しっこさん」。「わたし」もなんだか近づきたくなかったけど、クラスの金魚を死なせた男の子に憤慨したしっこさんに共感したときから、二人の距離がどんどん縮まっていきました。 子ども達も、自分達がよく使いそうな言葉が沢山でてきて、ゲラゲラ笑いながら聞いていましたが、「しっこさん」が「わたし」のお漏らしをカムフラージュしてくれた件では、驚きのまなざしを見せてくれました。 「偏見」は相手のことを良く知ろうとしないからもたらされ、それを崩していくのは「共感」であり、「寛容」であるのかなということを、子どもの目線での語り口の中からそっと教えてくれる良書だと思いました。
投稿日:2010/10/13
「どうやって 友達と仲良くなったか」なんて、よく考えても思い出せないですよね。 子供のころは、ふとしたきっかけで、急に仲の良さが深くなる様な気がします。 この絵本の二人もそう。 あまり仲良しだったわけではないのに、一緒に笑ったり怒ったりした瞬間から、急に「ともだち」になります。 「しっこさん」の気持ちが表わされているのは、手紙の中でだけでしたが、心を通わせて同じ気持ちで笑う事ができたのが嬉しかったのでしょうね。そしてそれが多分「しっこさん」にとっては 初めての事だったのかも。 そんな喜びをくれた友達を、最後に救う「しっこさん」の勇気は素晴らしいもの。 「まりかちゃん ごめんね」と素直に謝り感謝する事の出来る主人公のゆいこちゃんもえらいですね。 子供はもちろんですが、大人の人にも機会があれば薦めたい一冊です。
投稿日:2008/08/27
お友達との関係をお話にした絵本は数多くありますが、 この本ほど、友情の重さを感じた絵本はありません。 心のなかで相手を傷つけていたのに、その相手に逆に助けられたときの気持ちを、この本を読みながら、しみじみ考えました。 自己嫌悪と、自己反省と、そして相手へのすまないという思い。そんなたくさんの感情が入り乱れて、やがて、かけがえのない友情に成長していくんだなあと思いました。 私は、二人の女の子がお互い笑いあったときに飛行機雲がのびていったというページが、大好きです。友情が芽生えるときの光景って、一生の思い出になるにちがいありません。すてきなシーンです。
投稿日:2008/07/06
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