むげんことわざものがたり(偕成社)
好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本
まほうのさんぽみち(評論社)
絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。
みんなの声一覧へ
並び替え
3件見つかりました
この作品の読み語りを聞きました。 絵本の絵をスクリーンに映して、語り部が山ンばになりきって聞き手に語りかけるのです。 さっそくこの本を借りてきました。 民話調の話ですが、大きな物語というのではなく、山に迷い込んで数知れない花畑を前に、あやという娘がであった老婆から語りかけられるのです。 この花はひとのやさしさの花。 あやの花、あかごの花…。 一面に咲き乱れる花が人の優しさから生まれたものだと語りかけられるのです。 読み手としては、自分が山ンばになりきって、自分の言葉として聞き手に語りかける。 読み聞かせとして、すごく醍醐味のある作品です。 聞き手の心のやさしさのど真ん中に、直球を投げ込む快感を感じます。 この絵本には滝平さん、斉藤さんの共作の『八郎』、『三コ』が姿を現します。 それぞれの作品の感動も盛り込まれて、主役は咲き乱れる花花花…。 ミゴトとしか言いようのない絵本でした。 思い切り山ンばになりきって、語りかけてください。
投稿日:2011/09/08
やさしくてせつなくて、人間っていいなと思える本です。 花さき山の花は、人間のやさしい心が咲かせています。 迷い込んだあやに、やさしく山姥が語りかけます。 自分より他の人のことを考えるやさしい人のせつなさや涙が花を咲かせるのだと。 山姥は何でも知っていました。 あやがどんな思いで花を咲かせたかも、同じようにせつない気持ちをもっている人がいることも。 他の人のことを考えて、自分は我慢するって、難しいです。 でも、みんなが周りの人のことを考えることができたら…と思います。もちろん、涙をのんでそうせざるえないときもあります。 そんなとき、あやみたいに「今、花さき山で花が咲いた」って思えたら、前向きになれるし、もっとやさしくなれると思いました。 実は、子どものころは絵が怖くて読まなかったのです。大人になってはじめて読んで、こんなにやさしい話だったのかと…。 それ以来、私みたいに怖がって手に取らない子もいるので、山姥の代わりとばかりに機会があればよみきかせをしていますが、何回読んでも泣きそうになって困ります。 あやと同じ10歳の子どもたちに読むことが多いです。 自分では絵本はあまり読まなくなる年齢ですが、静かに耳を傾けていました。 終わっても誰もしゃべりません。しばらくして、夢からさめたように話し始めました。 斉藤さんと滝平さんの魅力に改めて気づかされました。
投稿日:2010/06/03
山姥がすむ山奥。そこにはなさきやまがあります。 自分が人のために我慢をするときれいな花が咲きます。 目に見えないけれど、徳を積むことの大切さが伝わってきます。 甥っ子が双子だったので、双子の兄弟のエピソードは本当によくわかる気がします。 家では少し我慢が足りない娘に「そんなことでは花さき山にお花を咲かせないよ〜。」と言います。 妹にわがままを言われても、我慢して譲ってくれる息子は花さき山に花を咲かせていることでしょう。 日本人の美徳を思い起こしました。
投稿日:2009/05/19
件見つかりました
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / いないいないばあ / ぐりとぐら / ねないこ だれだ / くだもの
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
参加特典もらえる!親子教室・幼児教室1レッスン無料!
【簡単応募】全員無料!プレゼントキャンペーン
毎月変わるお楽しみ♪「絵本ナビオリジナルポストカード」プ...
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索