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あおくんときいろちゃん」 2歳のお子さんに読んだ みんなの声

あおくんときいろちゃん 作:レオ・レオーニ
訳:藤田 圭雄
出版社:至光社 至光社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1967年
ISBN:9784783400004
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,821
みんなの声 総数 236
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2歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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38件見つかりました

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  • ほっこりしてしまうのが不思議な絵本

    色画用紙をちぎったような、ガタガタの青い丸。それがこの本の主人公。
    そのガタガタの丸の色を変えたり形を変えたり、大きくしたりしたのを寄せ集めて、登場人物のできあがり。
    初めてこの絵本を手にしたとき、美術的な感性の無い私には、難しいな・・・
    というのが素直な感想でした。

    でも、なぜか読んでいるうちに、ちゃんとその丸に表情があるように見えるのです。
    跳ねていれば楽しそうに見えるし、
    少しつぶれていると、へこんでいるように見えるのです。
    そうして、読む人の想像力を自然に引き出してくれ、
    ラストでは「あーよかった」とほっこりした気持ちになるのだから不思議です。

    なお、2歳の我が子は大人しく絵本を読み進めていました。
    想像力の豊かな子供たちにとっては、そんなに珍しいものではなかったのかもしれません。
    いつのまにかその想像力が落ち着いていってしまう前に、
    こんな奇妙な本をたくさん、一緒に楽しんでいきたいと思いました。

    投稿日:2016/12/01

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    1
  • 幸福な第一歩

    • ホタルさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子2歳

    ちょっと小耳にはさんだのですが、「あおくんときいろちゃん」より「あおくんときいろくん」のほうが、厳密にはより忠実な訳なのだそうですね。でも、私には、この日本語訳のほうが、よりいきいきとした想像が膨らむ気がします。同じレオ・レオニ作の「アレクサンダとぜんまいねずみ」のような同性同士の友達関係よりも、異性同士の夫婦関係を思わせるからです。あおくんときいろちゃんには、夫と私の若かりし頃の出会いを投影させたくなるのです。お母さんの言いつけに背いても、きいろちゃんに会いに行ってしまうあおくんには、私が結婚前の夫に抱いていた思いを見出すことができます。どんなことがあっても会いたいという思いです。そして、理解してもらえず、泣いて泣いて泣きまくってしまうところも。ところが、あおくんときいろちゃんは、合体してみどりになります。私には、これは私たちの間に娘が生まれたことを思い出させます。かわいいかわいい娘。みどりの子が泣くと青と黄色に戻ってしまったように、夫と私のどちらの遺伝子も受け継いでいるのです。
    ただの色の合成という自然科学的現象でもって、こんな深い人生の真実を表現できているところがすごいと思います。絵柄も、抽象的なのに、とてもいきいきとして、あおくんときいろちゃんが本当に人間の子供のように動き回っているさまが目に浮かんでくるようです。
    学校帰りに友達と遊びほうけてしまうあたりは、とても子供らしくて、個人的に大好きくだりですが、具象的な人間の子供のキャラクターと変わらない存在感だと思うのです。こんな斬新な描かれ方をした子供は、この本の出版後となる現在にあっても、そんなにないのではないでしょうか。私は、これが世界的絵本作家であるレオ・レオニがキャリアを出発させた作品として、最高の出来であると思います。この本のアイデアは、孫たちと遊んでいたときに訪れたそうですが、こんなすばらしい第一歩をしるせたレオ・レオニは、やはり天才であり、何と幸福な人であったろうと、うらやましく思います。

    投稿日:2016/11/24

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    1
  • きいろちゃん

    • ひわさん
    • 30代
    • ママ
    • 岡山県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    2才の娘は「泣いているシーン」がお気に入りらしく、そこをずっと読んでいました。
    今では きいろには必ず 「ちゃん」をつけます。
    この本をきっかけにして、色の名前にとても興味を持つようになりました。

    投稿日:2009/06/02

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    1
  • 本当に教室に並んでいるように見えます

    • りーはさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子2歳、男の子0歳

    2歳の息子のすぐにお気に入りの本になりました。
    単純なちぎり絵ですが、ストーリーを読んでいると本当にそう見えてくるから不思議です。みどりの涙が青と黄色の涙になってそれがまたあおくんときいろちゃんに戻るのがお見事。スイミーの作者と同じだよ、と言うと理解したようで、この本とスイミーとティニーを3冊並べて嬉しそうにママ!ミテ!!と言ってきます。モイッカイ!と何度も言うのでなかなか寝られません。

    投稿日:2022/12/05

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  • 不思議な絵本

    青い丸や黄色い丸など、「かたち」の絵しか出てこないのに、まるで人が何かをしているような世界が描かれているように読める、不思議な絵本でした。

    子どもと興味深く読ませていただきました。

    また、絵本の世界の奥深さを感じさせてもらいました。

    投稿日:2021/01/27

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  • 子どもの反応がいい!

    最初から最後まで簡単そうで素朴なちぎり絵だけれど、
    細部まで描写されている絵本とはまた異なり子どもの想像力を掻き立ててくれる絵本。

    文がなければ見る人によって様々な解釈をされるだろう絵を作者の想像力とユニークな世界に連れ込んでくれる、そんな絵本。

    投稿日:2020/08/03

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  • なんて、想像力豊かなんでしょう

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子2歳、女の子1歳

    あおいまるときいろいまるで、こんなにもお話が展開していくなんて!なんて想像力豊かなんでしょう。
    まるで生きているかのように見えてきます。
    うれしてうれしくて、あぁくたびれた、かなしくなって なきました、おおよろこびなど、その感情がひしひしと伝わってきます。
    大人も子どもも赤ちゃんも魅了する絵本です。

    投稿日:2019/12/04

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  • 他の作品の方が好みです。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳

    青と黄色でみどりになる。ということに気づけばきっとこの絵本の楽しさを味わえるのでしょうけれど、2歳の子にはそこまで理解できていない感じがしました。もう少し大きくなってからでもいいかなと思います。いろに○○くんと、名付けることによって、シンプルな絵が生命を得たもののように感じられます。
    作者の他の本の方が好みのようです。

    投稿日:2018/06/19

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  • ☆むずかしい・・・!☆

    • k7さん
    • 40代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子6歳、男の子3歳

    図書館で幼児向けのオススメ絵本で紹介されていて手にしました。この絵本は、読み聞かせが難しい!読んであげるのにテクニックがいるな。と思いました。
    私(読み手)の想像力というか、発想力を上手に乗せながらよまないと、子供たちはぽかーんとするのでは?と感じた本でした。

    きっと、未就学児の子供たちの想像力って無限だと思うので、それぞれに受け取る感覚がいろいろあって、楽しめるかもしれないから心配いらないのかなあ。

    投稿日:2018/02/09

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  • 調和する嬉しさ、個々の大切さ

    カバーをとった表紙に、
    ひとつは縦線の入った、もうひとつは、横線の入った丸が書いてある。
    ふたつの丸が重なった真ん中の部分は、マス目になっている。
    きっとこの部分がみどりちゃんなのかな。

    ふたりがとても仲良しで、大好きで、
    重なって、違う子になってしまうけど、
    悲しみの涙は、元の自分をちゃんと覚えている。

    あおくんのぱぱもままも、きいろちゃんが好きで、
    ふたりが元の姿に戻って帰って来た時に、だっこしてあげた。
    わが子だけじゃなく、お友達も、大切な子供。

    青と黄色が混ざって、
    全く違う緑という色を作りだす。
    人と人も同じなのかな、と思う。

    みんなと同じ色でなくてもいい。
    混ざって、協力して、別のいいものができるかもしれない。

    それでも、個性も忘れてはいけない。
    自分のアイデンティティをしっかり持っていてこそ、
    他と混ざっても大丈夫なのだ。

    人と人の繋がりが希薄になりつつある現代で、
    こんなシンプルな方法で、幼い子にも分かるように、
    『一緒に新しいものを作り出す嬉しさ、それぞれの個性の大切さ』
    を伝えることに成功した一冊だと感じる。

    投稿日:2016/11/30

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