うちでは、全然クレヨンでおえかきさせてあげてなかったのですが、
これを見てお絵かきしたい!やらせてあげたい!
と思いました。
箱から飛び出して真っ白い紙を見つけたくれよんが、
「うわわ!」と思わず絵を描く・・・
「え、なんで?」と一瞬思いましたが、
真っ白い紙にツラツラっとなぐり書きしてくのって、
楽しかったよなぁ、と子どもの頃の気持ちを思い出しました。
この本の評価が低い方の意見を読んでみたときに、
「最後は仲良くなるけど、それまでに仲間はずれにしてるのがちょっと・・・」
というような感じの意見や、
「親が気に入ってるだけでは?」といった
なんだか納得できない部分がおありの方があるようでしたが、
この本のテーマの一つと思われる「それぞれの個性を大事に・・・」
ていうのと同じで、子どもでも気に入る子、気に入らない子、は
いるとは思います。
でも、ほとんどクレヨンを使ったことのない、うちの子でも、
なんだか楽しそう、という感じで何度も繰り返し読みたがったのは事実です。
頭を床にゴシゴシして、「お絵かきする!」とジタバタするあたりは、
「間違ってます・・・」と思いながらも、
それだけこの本が楽しかったんだろうな、と思ってます。
1歳半で、ちょっとこの本は長いかな、と思いながらも
深く考えずに見せてみたら意外な程喜んだ、という感じでした。
絵もかわいく、擬音いっぱいでテンポよく進むので、
読むのも楽しいと思います。