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番ねずみのヤカちゃん」 12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声

番ねずみのヤカちゃん 作:R・ウィルバー
絵:大社 玲子
訳:松岡 享子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1992年05月
ISBN:9784834010992
評価スコア 4.87
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12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 「母」に声を出して読んでもらいたい作品。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    うちの上の子は少々地声が大きいので、
    この本を読み終わった後に「あなたはヤカちゃんみたいだね」といったら、「あー、そうだね」と、認めていました。
    最終的に、ヤカちゃんはねずみとしてはひどくマイナスな個性を
    プラスに変換することができて、素敵なラストを迎えます。
    うちの子も、声の大きいことが、将来よい方向に向いてくれるといいなぁと、つくづく思いました。

    それにして、番犬ならず番ねずみとは!
    作者も奇想天外なことを考えたものです。
    短くすっきりとまとまっているストーリーも、ミュージカルのようなねずみ母の「危険なものを教えてくれる歌3部作」も、読んでいる子どもの心を惹きつけれくれる気がします。
    ストーリーテリングの作品としてもよく使われている。というのが、読んでみてわかりました。
    お話によっては、目読するだけのものより、絵本のように人に声に出して読んでもらった方が情景がわいて、楽しくなる作品も多いんですよね。このお話はまさに読んで楽しい!ものです。

    そんなに長い話ではないので、お母さんが読んであげるのもいいと思います。
    お父さんでも悪くはないのですが、
    ねずみ母の歌があることで、お話が盛り上がってくるので、
    やはりここは「お母さん」に読んでもらいたいですね。

    投稿日:2009/09/08

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  • とてもたのしいお話です。

    パッと見ると読み聞かせには

    長い気もしましたが、いいと思います。

    ドドさんの家の中に

    ねずみ一家が住んできます。

    お母さんと4匹の子ねずみです。

    末っ子のヤカちゃんは

    やかましやのヤカちゃんと呼ばれています。

    確かに他の三人は

    お母さんの言うことをよく聞き

    とてもおとなしいですが、ヤカちゃんは違います。

    4匹が大きくなってきたので

    独り立ちさせようとお母さんは言います。

    自分で好きなところへ行って

    好きな食べ物をとってくるようにと。

    ただ注意しなければいけないことがある。

    人間や、ねずみとり、そしてねこです。

    ヤカちゃんはどうしで大きな声を出してしまうので

    家族みんなが心配してしまいます。

    そんなヤカちゃんは

    無事チーズをとりにいけるのでしょうか。

    番犬ならぬパンねずみ

    ヤカちゃんしかできませんね。

    投稿日:2023/03/29

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  • やっぱり大好き

    この絵本は、私が幼稚園の頃に劇をしたお話です。
    どのような劇をしたかは、全く覚えていませんが、先生が読んでくれたお話は、記憶に残っています。

    そして、あれから10年ほど経った今。
    ついこの間、小さな小さな絵本屋さんでこの絵本を見つけました。
    「あっ……!!」 と手に取り、すぐに買うことを決めました。

    家に帰り、ゆっくりと本を読むことにしました。
    幼稚園の頃を思い出しつつ、でも本の世界に入り込んで。

    この本は、今まで読んだ児童書の中でも1番大好き。
    何年、何十年経っても、大好きな本というのは変わらないものなのでしょうか。

    投稿日:2014/08/25

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