「コックの ぼうしは しっている」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

悪いコックさんが主人公です。
仮病を使うためにハーブを顔に塗って顔色が悪くなるように見せます。
あまりにもサボったり嘘ばかりなのでコックの帽子が怒ります！！
シゲタサヤカさんのお話は、モノにも感情があり喋るので楽しいです！

シゲタサヤカさんの「レストラン」シリーズ

嘘つきコックを帽子が懲らしめるお話です。
嘘つきコックはよくもまあ、次から次へと嘘が出てくること。あきれるほどです。
口に輪ゴムをされてしゃべれないようにされていた帽子の怒りが頂点に達します。
「バチーン」と輪ゴムを切ると、今まであったことを全部残らずしゃべってしまいます。

嘘つきコックは料理長に全部バレて大目玉を食らいます。

最後は心を入れ替えて真面目に働くようになってめでたしめでたし。

「まないたにりょうりをあげないこと」が一番好きでした。

嘘つきで、怠け者のコックが、話ができる帽子に、成敗される話です。

嘘をついたらいけないよ。
仕事をサボってはいけないよ。
ということなのかもしれないけど、なんだか薄さを感じてしまします。

同じ読むなら、子どもたちには、もっと地に足の付いた内容の絵本を、読んであげたいなと思います。

表紙を見たとき、てっきり美容の為のパックかと･･･（笑）
まさか、こんな用途だったとは！！
そして、そして、今回の主役『コックのぼうし』☆
こういう役割だったなんて〜（笑☆）
もう、毎回、毎回、予想外の展開を見せてくれます。
シュ〜ル♪楽しい〜♪♪
中には、“あの”、まないたと鍋のすがたも〜☆
見返しに描かれたコックの失敗作と言い訳の数々も見逃せません！
もう、親子で大盛り上がりです！！

シゲタさんも、白目キャラ達も大好きっ。
シゲタワールド☆ほんとに楽しいです！
是非、踏み込んでみて下さい！！

このレストランのシリーズを３冊読みました。
他の２冊では、まな板・鍋と、調理器具がイタズラ（？）ワガママを言っていましたが、こちらではコックさんが嘘をついています。
そんなコックさんの帽子が、嘘の見張り役になっていました。

調理場の風景をよーく見ていると、まな板は食材を食べちゃってるし、鍋は口を必死に閉じているではありませんか。
本当に面白かったです。
シリーズで読むと、この面白さがよくわかることでしょう。

「嘘はいけない」ということが、強烈なインパクトで伝わってきました。