「おつかい」 大人が読んだ みんなの声

小さめサイズの可愛らしい絵本。
何気なしに手に取ったら、梅雨の今の時期にぴったりで、嬉しくなりました。
雨の日におつかいを頼まれた女の子が、あーだこーだ言い訳して、渋るというお話。
気持ちがとってもわかるので、ニヤニヤしながら読み進めました。
オチもまた、面白いです。
このお話の前に「るすばん」というお話があるようなので、そちらも読みたいと思います。

私個人の感覚としてなんですけどね、子供にお使いを頼むのって何か申し訳ないなと思うんです。お使いを頼む状況って、親である私達が買い物に行った際、買い忘れた物があって子供にお使いに行かせる、つまり、自分の買い忘れの尻拭いを子供にさせてしまうっていう、私の中では釈然としない行為です。テレビ見てると、そうとばかりも限らないんですけどね。

おつかいに行ってきて、と頼まれた女の子の様子が
描かれているのですが、面白いです。
ああだこうだと、とりこし苦労みたいなことを言うたびに
持ってゆくものが増えていきます。
用意しているのはとらねこさんと、ねずみくんですが
この二人の表情やしぐさが、とても楽しかったです。

あめのひ　お母さんにお使いを頼まれて・・・・「いやよ　あめがふってるんだもの」でも　お母さんは　傘さして行けばいいでしょうと　引き下がりません
おもしろいお母さんですね
行きたくないから　いろいろ　条件を出して　　でもそのたびに　お母さんが　提案出すんです　
おもしろい展開です　　　
なんと言っても　絵が　おもしろくて　笑えるんです　　
風が吹いたときの　イヌ　とカエルもわらえる！
お母さんも　「はやく　いきなさい！！」と強く命令口調です
顔が見えないお母さんだからこそ　お母さんのおもしろさが　想像できて
効果的！
準備万端　　　　すごい　想像力と　おもしろい格好に　笑える笑える
そして　ラストのおちは　なんと　雨やんで　お日さまが・・・・

すがすがしいかおでペロペロキャンディー食べながらのおつかいなんとも　子どもらしくて
裏表紙　なんのおつかいだったでしょうか？（裏表紙、絵本の醍醐味）
かごの中身　みて　ニンマリ　だいこん頼まれたんだ　　　
今日のおかずを想像して、また　ニンマリ

楽しいおつかい絵本です〜

雨の中、子供におつかいを頼むお母さん。
行きたくない子供の考える言い訳とのやりとり。
その想像性と　子供らしい、子供っぽい思いつきが
おもしろい絵本でした。
結局、最後はそういう展開だったのね。。と
笑ってしまいましたが、
現実的には雨の中　子供一人で
おつかいに行かせるということは有り得ないかな。。
それもイヤがるのを無理に。。
子供さんへの読み聞かせなら
愛情込めてかな。。

親である大人が絵本として三者的に見ると，まぁ何とも可愛らしい！
でも実際我が家の娘だったら，「早くいってきてちょうだい！」と言ってしまうかも（笑）。いけませんね。
お話の内容もイラストも，ユーモアさえ感じる可笑しさと可愛らしさいっぱいですごく素敵な絵本に思いました。

主人公の女の子が、お母さんから雨の日のおつかいを頼まれるのです。
雨が降っているから、服が濡れるから、と理由をつけて渋りますが、
傘、長靴、レインコート、帽子のフル装備で追い出されてしまいます。
でも、女の子の妄想はまだ止まらないのですね。
かくしてすごい荷物で出陣しますが・・・。
時間の経過がさりげなくぺろぺろキャンデーの減り具合で表現されるのがさすがですね。
もちろん、裏表紙までしっかりチェックしましょうね。
おつかいは何だったのか、ちゃんと描かれていますよ。
幼稚園児くらいから楽しめそうです。

お母さんにお使いを頼まれた女の子のお話です。

出かけようと外に出ると、雨が降っているので、女の子は足が濡れたり、服が濡れる等と色々と大騒ぎしてしまう所が、子どもらしくて可愛いなぁと思いました。
なんだかんだ言って、いざ出かけると晴れてる！というオチがついていて、面白い内容でした！

女の子の想像力の豊かさに思わず笑ってしまう絵本でした。
子ども達に是非、読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

私自身がさとうわきこさんの作品が好きなのでこの絵本を選びました。さとうわきこさんのユーモアが炸裂する楽しい絵本でした。主人公の女の子の想像力にはあっぱれですが、お母さんが凄い！私も主人公のお母さんの様に逞しく娘に接しようと心に決めました！どんどん荷物が沢山になっていく所がワクワクした気分になれて気に入りました。雨の日だと億劫になってしまいがちですがこの絵本を読むともっと雨の日を楽しまなくっちゃ！と思います。雨の日を楽しむヒントが沢山あってとても勉強になりました。