4歳の娘と読みました。
「ともだちは大切だよね」的なテーマの絵本はたくさんありますが、
この絵本はひと味、違う。
8歳のときの友達の、20年後。
そしてボクの20年後。
子供の目線からは、
「今のぼくと、ぼくのともだちは、20年後どうなってるだろう?」
オトナの目線からは、
「そういえばあの時の○○チャンは、今なにしてるだろう?」と
思いを馳せることができる一冊です。
みんなそれぞれ、子供時代があって、大人になっていく。
地元に残る人もいれば、
郷里や国を出て、よその土地や海外でがんばる人もいる。
進級・卒園・卒業シーズンに読んでしまったからか、
なんだかジーンとしました。
娘も明日から進級なのですが、
むしろ小学生の息子と読みたかった気もします。
これ、小学校の先生が読んだら、泣いちゃうんじゃないだろうか?
派手さは全然ないのに、とっても心に染み入る絵本。
息子のクラス一人ひとりの20年後が楽しみな一冊です。