まず表紙に一目ぼれでした。
サロメはいつもエルネストにからかわれます。
ママに報告すると
「もしかしたら サロメに 恋してるんじゃないかしら」ママは言いいます。
そこから教室は大騒ぎ。クラスメートたちは持論を展開します。
恋って…おちるもの。生まれるもの。稲妻がはしるもの。じゆうなもの。
どんな解釈をしようともエルネストは今日もサロメを突き飛ばす。
そしてサロメは思う。恋する心はなぞにつつまれたまま…
フランスの絵本!!なるほどと安直に納得してしまう。
クラスメートがみんな魅力的。お人形の様でもありながら、生き生きとしている。
彼らが語る「恋」にはウ〜ム…と感心し、みんなから教わる「恋」
についてのサロメのストレートな反応には思わずフフフと
にやけてしまう。
全てのページに使われているワインレッド。これぞ「恋」の色。
こんなおしゃれな絵本は見たことがない。
日本の小学生女子にとって「恋」って何?